特集一覧 ※特集号のテキストをクリックすると該当する号の目次一覧に移動します。
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2021年7月号
真空技術
近年の社会生活は真空技術を抜きにしては成り立たない。電子部品・自動車・食品・医療から土木工事まで幅広く真空が使われている。また各種工業製品・生活用品の製造過程でも真空技術が多用されている。特に半導体産業は高度な真空技術に立脚していると言える。今月は重要な基盤技術となっている真空技術について、測定技術から標準、半導体分野でのシステム活用、さらにはこれから活用が広まる極高真空分野の話題を取り上げた。
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2021年6月号
量子磁気センサ
磁気センサの応用範囲は社会生活に密着しており、車から家電・情報機器など完全にコモデイテイ化している。本サイトでも、以前に磁気技術特集を掲載、多くの方々の閲覧を得た。一方先端医療、科学研究等の場ではさらなる高感度磁気計測の必要性が高まりSQUIDなど量子レベルでの磁気測定およびその応用開発及び高感度技術開発が進められている。そのような背景を元に、今回は超高感度磁気計測を実現する量子磁気計測の状況について、いくつかの最先端研究事例を基に概説する。
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2021年5月号
センサの標準、校正技術
計測センサが他の電子部品と異なる最大のポイントは〔校正〕と〔標準とのトレーサビリテイ〕と言える。いつでもどこでも何で計測しても同じ結果を保証しなければ社会生活そのものが成り立たなくなる。そこで使用する用語も万人が同じ意味として理解する必要がある。これらのことは国内にとどまらず世界共通の技術が必要とされ、多くの国際的な活動が行われている。
今回はその中で実務に焦点を当て、国の状況と各種計測センサの中で特徴的なセンサ校正技術の状況、校正サービスの状況について執筆していただく。 -
2021年4月号
pHセンサ
pH測定は液体の性質を測るセンサの中では飛び抜けて多く、工業計測の分野では30%近くが行われている。工業用測定のみならず環境・医療・食品から工場排水、河川監視、さらには地球環境問題監視のための海水モニタリングなどその用途は年々広がり、重要度は増している。今回はこのpHセンサにスポットを当て、その技術状況、先進技術開発から最新の応用等について掲載した。
なお今後もpH以外も含め、水関係の環境測定関する記事を掲載していく予定である。 -
2021年3月号
屋内測位センサ
GPSに代表される屋外の測位センサはカーナビゲーションシステムやスマートフォンなどで利用され、日常生活に浸透して来ている。一方、屋内においても大型商業施設のナビゲーションをはじめ、動線把握・分析や混雑状況の可視化、屋内災害時の避難・救助活動等、測位センサへの要望は幅広く存在するが、技術的には発展途上にある。
今月は、屋内測位センサの解説を特にこの分野専門の方にお願いした。技術動向をぜひとも参考にして頂きたい。 -
2021年2月号
光ファイバセンサ〔2〕
今月の特集は1月に引き続いて「ファイバセンサ」をお届けする。近年のファイバセンサは原理から応用まで幅広く実現されてきている。今月は応用例とともに各種手法によるファイバセンサの事例を取り上げ、また普及の要となる国際規格の状況などについて執筆いただいた。ファイバセンサは電磁環境に強い、防爆環境に適する、小型細線であるなど多くの特徴を備えているがその応用はまだ十分とは言えない。今回の特集をきっかけに応用拡大がなされることを望みたい。
※なお今月も関連セミナーを開催しますので是非ご参加ください。 -
2021年1月号
光ファイバセンサ〔1〕
今や光ファイバ通信は社会生活に密着した技術となっているが、その開発段階ではLD,ファイバ、PDの基本要素は日本の特徴とする技術であった。これら日本の得意技術を元に計測センサへの応用も進み、構造物、医療、工業現場、船舶などへの普及も進んできている。今回は光ファイバセンシング振興協会との連携により、ファイバセンサの現状について2ヶ月連続で特集を組んだ。
※期間中に今回の特集号を基に光ファイバセンサWEBセミナーを開催しますのでぜひご参加ください。 -
2020年12月号
広い応用分野の「圧力センサ」
圧力センサは毎年のセンサ生産統計でベスト4に入る重要技術となっている。応用分野として医療・工業・宇宙・海洋から自動車・家電まで幅広く、種類も機械式・半導体・光ファイバ・MEMS方式など多様である。このことは世の中での圧力センサの重要性を物語っている。今回は圧力センサの専業企業である長野計器株式会社から圧力センサの現状について解説いただくとともに、圧力センサに取って重要な校正技術についても展開していただく。
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2020年11月号
センサを高めるMEMS技術
LSIの中にマイクロ構造体を集積するMEMS技術は、1990年代の自動車用エアバッグ・システム標準化によりMEMS加速度センサが広く普及し、成熟した製品分野へと発展してきた。一方、力学量センサ以外の分野でも様々なMEMSデバイスが開発され、実用化の期待が高まっている。そこで本企画ではFBAR、人口細胞膜センサ、MEMSスキャナ、非冷却IRイメージセンサを取り上げ、専門の研究者に解説してもらうこととした。
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2020年10月号
工業用計測センサ
IoT時代に入り、システムの巨大化が進むにつれ情報発信源としてのセンサの役割が増加、信頼性向上が不可欠となっている。今回はこの解決方法の一つを示唆する例として、長期にわたって性能を維持しながら、石油・電力・工場プラントで使われている工業計測センサの事例について紹介する。ここで示される信頼性維持を含む計測手法がIoTシステムへ役立つことを願って特集号を組んだ。この事例を元に将来的にはIoTセンサのガイドラインが検討されることを望みたい。