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2023年5月号
センシングとアナログ技術
センサを利用するうえでセンサ自身の性能を把握することは大変重要であるが、センサの能力を十分に生かすにはセンサの駆動回路、インピーダンス変換回路あるいは信号処理技術などのアナログ回路の総合的な技術が不可欠である。
そこで、今回は多くの種類のセンサの研究開発を手掛け幅広いノウハウを保有しているアナログ・デバイセズ(株)にセンサその物に留まらず、センサの性能を引き出すための総合的な技術のご紹介をお願いした。センサ開発やセンサを用いたシステム開発の参考にして頂けると考えている。 -
2023年4月号
センシングと「可視化技術」
普段、人は目に映る画像から多くの情報を比較的短時間で入手し、状況を理解した上で判断を下している。このことを考えるとセンシング対象である物理現象で得られる情報が人間の目に見える状態、つまり可視化されていることは人間の素早い判断が可能になり、結果として利用価値が大幅に向上する。今月は物理現象を可視化する技術をターゲットに特集を組んでみた。 具体的には鉄筋コンクリートの劣化、養殖魚の尾数、人の睡眠時の圧力、微粒子に対する可視化を取り上げている。研究やビジネスにお役立て頂きたい。
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2023年3月号
重要度が増す「電流センサ」
地球温暖化の対策として再生可能エネルギーへのシフトが本格的に始まってきた。空き地などを利用したメガソーラーは各地でみられるようになり、洋上風力発電もニースとして取り上げられるようになった。これらのシステムでは発電で生じた電流を計測・制御するために電流センサが重要な役割を果している。また、普及が進むEVではモーターのトルク制御に電流センサは不可欠になっている。今月はますます重要な役目を担うようになった「電流センサ」に焦点を当て、この分野の研究者・技術者に執筆をお願いした。
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2023年2月号
「ビジネスイノベーション企業 ―近畿編―」
独立行政法人 中小企業基盤整備機構(以下、中小機構) 近畿本部は主に近畿2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)の中小企業や地域支援機関に対して、創業から生産性向上、人材育成、海外展開、将来への備えなど、種々の経営課題に対して支援を実施している。近畿には8カ所に中小機構のインキュベーション施設があり、今回はそこに入居している4社のベンチャー企業で開発されている新技術について紹介する。
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2023年1月号
「モーションキャプチャ応用技術の進化」
空間を移動する物体の位置検出で始まったモーションキャプチャは、まず人間の動作解析の手法として広まり、これにより人間工学の大きな進展をもたらしたと言える。当初は光学式検出が主体であり、ソフト技術の進展と相まってその応用分野を広げてきた。最近は3次元空間内の動作解析から、人間の感性までもがその研究対象になってきている。またそれを実現するハード面も大きく進展し、衛星技術を応用した超高精度の測位システムの実現も進んできている。今後は人間の感性と組み合わされたシステムの実現へと進むことを期待したい。
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2022年12月号
日常で体の状態を測る「ウェアラブルセンサ」
先月に引き続き人間を対象とするセンシング技術に焦点をあて専門の研究者の方々に執筆をお願いした。具体的なセンサとしては、汗の状態を測定するセンサと脈の状態を測定する圧力センサを取り上げた。これらのセンサは人間の肌に直接触れ、体の状態をセンシングするウェアラブルセンサである。健康志向の高まりにより、ウェアラブルセンサはますます注目を集めており、研究開発が盛んな分野でもある。是非、参考にして頂きたい。
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2022年11月号
「人間をはかる技術とその応用」
医療分野では、体の状態を血圧計などのセンサで測定し、治療や健康の維持に用いている。また、生体認証の分野では、体の特徴を指紋センサなどで測定し、個人の認証に用いている。どちらの分野も人間を測る技術の機能と性能がその技術の価値を左右するため、様々な研究開発が進められている。今月はこれら「人間をはかる技術とその応用」について専門の研究者の方々に執筆をお願いした。最新の動向を知る良い機会となることを願っている。
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2022年10月号
「ドローンとセンシング技術」
スタート時にはホビー的な小型飛行体が主体のドローンであったが、その後急速に大型化が進み活躍場面も増加している。近年は人が搭乗する物、あるいはAIによる完全無人の物まで発表されるようになった。その中で今回はドローンの応用と最新技術にスポットを当てた特集を構成した。農業、インフラ防災などの応用からそれらで活用される新技術として、衛星に比べ高分解能を実現する技術、多機数の同時制御、自動飛行などの新技術さらには水空一体活用技術などを紹介する。
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2022年9月号
“徳島大学におけるイノベーション ~多様な産学連携の推進~”
オープンイノベーションの高まりから新規事業創設に向けた動きが活発化し、外部技術を積極的に取り入れる動きに注目が集まってきている。内外のベンチャー企業などの新事業案件を始め、斬新な技術を求める活動が活発である、この様な要望に対し、国立大学では工学部が集結し産学連携に向けた積極的な活動を開始している。センサイトでは、今後この様な大学の活動を順次紹介し産業進展に役立てて頂きたく思い、第1回として徳島大学の産学連携に関する活動を紹介する。企業イノベーション活動においても役立つ事を願ってやまない。
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2022年8月号
モノづくりに欠かせない「リークディテクター技術」
液体・気体・真空を扱う多くの分野では漏れを検知することが重要で以前から各種方法が実行されてきた。これに加え、最近は半導体・食品・医薬などのパッケージ技術・包装分野での真空応用が進化しており、真空環境での漏れの検出は当該製品の品質に直結するためきわめて重要な技術項目となっている。漏れの有無のみならず漏れ量を把握することは製造工程管理の上からも重要であり、検出の客観性も要求されてきている。今月はこれら『リーク検出技術』の最先端について専門の方々に執筆いただいた。