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2024年3月号
防災センサと「インフラモニタリング」/ 海洋ロボットの進化
今月のセンサイトWEBジャーナルでは、以前シンポジウムでご講演頂いたテーマの中から、いま課題とされているインフラモニタリングのうち、SARS衛星も利用した地盤沈下計測の研究について紹介する。
海洋のコーナーでは実際に海底の調査を行ってきた自律型潜水探査機「Deep1」についてと、水中での無人作業をさらに進化させていくためのセンサ:ドップラ速度ログ(DVL)の技術について解説頂く。 -
2024年2月号
「感覚・感性センサ」の研究動向 /「海洋産業関連団体の活動について」
2月号では、「使えるセンサシンポジウム」のセッションテーマから感覚・感性センサを取り上げた。その中でも嗅覚による情報を扱う場合、または触覚による情報を扱う場合にどのように定量化して、どのようなデータとして扱うかという感覚・感性センサならではの共通するテーマに関する記事を、進行中の研究情報も含めて解説して頂く。
海洋のコーナーでは、海洋産業関連団体として(一社)海洋産業研究・振興協会および海洋産業タスクフォースの活動について紹介頂いている。 -
2024年1月号
自動運転安全性評価シミュレーション ほか
センサイトでは新年から暫くは各種センサに関連する記事(「使えるセンサシンポジウム」での業界をリードする方々の講演関連の記事)と海洋関連記事の二本立てで内容を構成して掲載する事となった。
1月号では自動運転に関する記事と海洋観測関連の記事の形でご紹介する。これからのセンサイトの記事にもどうぞご期待頂きたい。 -
2023年12月号
海洋産業技術 その2「海洋ロボット」
2023年4月に「第4期 海洋基本計画」が発表され、その中に海洋の経済安全保障分野への取り組みとAUV産業化が取り上げられた。海底資源・洋上風力・CCS等の新しい海洋産業においては海洋無人ロボットが欠かすことの出来ない存在となると言及している。
この計画に則り、海洋政策本部ではAUV開発官民プラットフォームを立ち上げ、2030年の海洋産業振興を目指した活動を開始した。この様な状況の中で、海洋ロボットの現状について専門家の方々からのご執筆をお願いした。読者の海洋産業進出への切り口となる事を期待したい。 -
2023年11月号
センシングに関わる『海洋産業技術』その1
日本は周囲を海に囲まれ、EEZ(排他的経済水域)は世界で6番目の広さを有している。しかしその海を有効活用する事は昔からの課題でありながらその進みは遅いと言える。近年になって洋上風力発電、海底資源、海底CO2固定などで海に関する注目度は高まってきている。この10年間はSIPとして研究プロジェクトが継続しており、政府も本年度から内閣府を中心に検討を開始、2030年産業化を目指した「AUVプラットフォーム」活動が開始された。この様な背景から、センサイトとしても海洋産業・海洋技術に関する動向を広く広報、今後の海洋産業育成の役に立つべく「海洋産業」の連載を開始する。
今月は その初刊号として内閣府の動き、海洋計測技術の実際について専門の方々に執筆いただく。来月は海洋ロボットの特集、その後は順次海洋関係の情報ニュースなどを連続掲載していく予定である。
※読者各位からのご要望などをお受けしておりますのでご意見などお送りください。 -
2023年10月号
センシングと「可視化技術」その3
本年4月号、8月号で‟センシングと「可視化技術」”の特集を実施して、多くの反響を頂いた。今回はその第3弾となる。
人間の感覚では直接的に掴むことのできない情報を理解しやすい形で提供してくれる可視化技術は、多くの「気づき」を与えてくれる。最近では可視化技術を専門に扱う学会も設立されるなど、ますますこの分野に注目が集まってきており、その価値が認められてきている。今回は研究者の方々にこれまでと異なる分野の可視化技術の紹介をお願いした。読者の皆様にも「気づき」が生まれる事を願いたい。 -
2023年9月号
水晶デバイスとセンサ技術
水晶は、圧電素子であり、電子機器を制御するための基準周波数を発生する発振器の主要部品である水晶振動子として広く世の中で使われている。この発振器の水晶振動子に力を加えたり、表面に物質を吸着すると発振周波数が変化する。この性質を利用すると、力学センサや物質の吸着を利用したニオイセンサなどのセンサを実現できる。
今月は、長年に渡り水晶応用センサを開発しているセイコーエプソン(株)に主な技術解説をお願いした。センシングシステム開発等の参考にして頂きたい。 -
2023年8月号
センシングと「可視化技術」(その2)
センシングで得られたデータを人が理解しやすいように可視化する技術は注目度が高くこの分野で利用が進んでいる。多様なデータを視覚的に表現することで利用者が概念や状況をより深く、より早く理解することが可能になる。今年4月に「センシングと可視化技術」‟のテーマで特集を組んだが読者からの反響が大変大きかったため、第2弾の特集を企画し、半導体化学イメージセンサ、近傍電磁界システム、中赤外光による化学組成の可視化、レーザー超音波可視化検査技術についてそれぞれ専門家の方に解説をお願いした。
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2023年7月号
新しいセンシングフレームワーク『SUCS』とは何か。
センサに必要とされる基本的機能の中に「標準化」と「互換性」がある。いつでも、どこでも、どれでも測れるためにはこの基本機能ガ重要となる。また加えて「信頼性」の確保も重要となるがセンサの使われる状況によっては信頼性が確保出来ない場合もあり、交換のための「互換性」が重要となる。このセンサの互換性実現には「測る」という機能を維持しつつ、その周辺基本要素である電源・信号処理・データフォーマット・通信規格などの基本要素機能の互換性・共通化を実現する事が重要となる。今回はセンサ互換性確保の新しい提案について説明をお願いした。
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2023年6月号
データ連携社会とセンシング(メタデータ)
スマートシテイに代表されるように、デジタル社会の普及に伴って情報発信源たるセンサの役割が増加してきている。センサは今までのアナログ情報を送り出すだけでは無く、信号をデジタル化し通信ネットワークを通じて社会システムに送り出すまでの責任を担当する。この時に情報源としてのセンサ信号に附属するハードウエア関連及びソフトウエア関連の各種情報も送られシステムで活用される。その場合、どんなセンサ関連情報が社会システムに有効であるのか、センサに附属した【メタデータ】の内容の統一性も必要になる。今回はこの様な社会システムで必要とされる【メタデータ】の基本について統一的に説明していただいた。