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2024年7月号
「人類を支える将来のエネルギー技術」 / 「海洋の部屋」
今月のWEBジャーナルも「使えるセンサシンポジウム」のテーマよりご紹介する。以前にもご登場頂いた海上安全技術研究所の中條俊樹氏に、これからのエネルギーを担っていくであろう洋上風力発電施設においてはどのような計測システムが必要とされるのか、重要なのは何かという解説を頂いている。
海洋のコーナーではシリーズとしてお届けしている、水中・水上ロボットの研究に注力している大学研究室や学校をご紹介する。今号はひれ推進ロボットで活躍する愛知工業大学の内田敬久研究室と、沖縄ロボコンへの出場と同時にその推進的役割も担っている九州職業能力開発大学校である。是非ご覧頂きたい。 -
2024年6月号
「人間に寄り添うロボット技術」 / 「海洋の部屋」
6月号では「ロボット」をテーマとしてお送りするが、ひとつは自律移動型対話ロボットとして人間とともに生活して人間の補助の役割を担うようなロボットの研究、もうひとつは、次世代ロボットの高度化と革新サービスを提供する「ロボットフォトニクス」を解説頂いている。
海洋のコーナーでは、現在水中で最も有効と言える音によるセンシング技術で、水中の❝音風景❞を映し出す研究と、ここのところ急激に注目度が高まっている、水中ドローン野でもイベントの開催について運営側から述べて頂いた。 -
2024年5月号
「カーボンフリーに向けた技術」 / 「海洋ロボット研究室紹介」
カーボンフリーに向けた技術 / 海洋ロボット研究室紹介
センサイトWEBジャーナル5月号では、2022年のシンポジウムのセッションより「脱炭素」を取り上げ、ホタテ貝殻廃棄物をコンクリート用建材として使うブルーカーボンインフラについてご執筆頂いた。
また、海洋のコーナーでは、今号より隔月掲載で特に「海洋ロボット」の研究開発に力を注いでいる研究室をご紹介していく。今回は長崎大学と九州工業大学のご案内である。
センサイト編集部 -
2024年4月号
「センサデータ・ネットワーク」/ 「岩国海洋環境試験評価サテライト」
今月号は「センサデータ・ネットワーク」に関するご執筆記事をご紹介する。センサのデータをどのように扱って、どのように渡すかという事は大変大きな問題であり、センサイト協議会内でも重要なテーマとして扱っている。以前開催した「使えるセンサシンポジウム」のセンサ・ネットワークセッションで登壇頂いた先生にアップデートした情報も含めてご執筆頂いている。
海洋の記事は見学会を実施した際に大変好評であった「岩国海洋環境試験評価サテライト」について現職のサテライト長にご執筆を頂いている貴重な文章である。 -
2024年3月号
防災センサと「インフラモニタリング」/ 海洋ロボットの進化
今月のセンサイトWEBジャーナルでは、以前シンポジウムでご講演頂いたテーマの中から、いま課題とされているインフラモニタリングのうち、SARS衛星も利用した地盤沈下計測の研究について紹介する。
海洋のコーナーでは実際に海底の調査を行ってきた自律型潜水探査機「Deep1」についてと、水中での無人作業をさらに進化させていくためのセンサ:ドップラ速度ログ(DVL)の技術について解説頂く。 -
2024年2月号
「感覚・感性センサ」の研究動向 /「海洋産業関連団体の活動について」
2月号では、「使えるセンサシンポジウム」のセッションテーマから感覚・感性センサを取り上げた。その中でも嗅覚による情報を扱う場合、または触覚による情報を扱う場合にどのように定量化して、どのようなデータとして扱うかという感覚・感性センサならではの共通するテーマに関する記事を、進行中の研究情報も含めて解説して頂く。
海洋のコーナーでは、海洋産業関連団体として(一社)海洋産業研究・振興協会および海洋産業タスクフォースの活動について紹介頂いている。 -
2024年1月号
自動運転安全性評価シミュレーション ほか
センサイトでは新年から暫くは各種センサに関連する記事(「使えるセンサシンポジウム」での業界をリードする方々の講演関連の記事)と海洋関連記事の二本立てで内容を構成して掲載する事となった。
1月号では自動運転に関する記事と海洋観測関連の記事の形でご紹介する。これからのセンサイトの記事にもどうぞご期待頂きたい。 -
2023年12月号
海洋産業技術 その2「海洋ロボット」
2023年4月に「第4期 海洋基本計画」が発表され、その中に海洋の経済安全保障分野への取り組みとAUV産業化が取り上げられた。海底資源・洋上風力・CCS等の新しい海洋産業においては海洋無人ロボットが欠かすことの出来ない存在となると言及している。
この計画に則り、海洋政策本部ではAUV開発官民プラットフォームを立ち上げ、2030年の海洋産業振興を目指した活動を開始した。この様な状況の中で、海洋ロボットの現状について専門家の方々からのご執筆をお願いした。読者の海洋産業進出への切り口となる事を期待したい。 -
2023年11月号
センシングに関わる『海洋産業技術』その1
日本は周囲を海に囲まれ、EEZ(排他的経済水域)は世界で6番目の広さを有している。しかしその海を有効活用する事は昔からの課題でありながらその進みは遅いと言える。近年になって洋上風力発電、海底資源、海底CO2固定などで海に関する注目度は高まってきている。この10年間はSIPとして研究プロジェクトが継続しており、政府も本年度から内閣府を中心に検討を開始、2030年産業化を目指した「AUVプラットフォーム」活動が開始された。この様な背景から、センサイトとしても海洋産業・海洋技術に関する動向を広く広報、今後の海洋産業育成の役に立つべく「海洋産業」の連載を開始する。
今月は その初刊号として内閣府の動き、海洋計測技術の実際について専門の方々に執筆いただく。来月は海洋ロボットの特集、その後は順次海洋関係の情報ニュースなどを連続掲載していく予定である。
※読者各位からのご要望などをお受けしておりますのでご意見などお送りください。 -
2023年10月号
センシングと「可視化技術」その3
本年4月号、8月号で‟センシングと「可視化技術」”の特集を実施して、多くの反響を頂いた。今回はその第3弾となる。
人間の感覚では直接的に掴むことのできない情報を理解しやすい形で提供してくれる可視化技術は、多くの「気づき」を与えてくれる。最近では可視化技術を専門に扱う学会も設立されるなど、ますますこの分野に注目が集まってきており、その価値が認められてきている。今回は研究者の方々にこれまでと異なる分野の可視化技術の紹介をお願いした。読者の皆様にも「気づき」が生まれる事を願いたい。