特集一覧 ※特集号のテキストをクリックすると該当する号の目次一覧に移動します。
全77件中 31〜40件目を表示
-
2022年5月号
あらゆる分野に広がる「イメージセンサ」(その1)
近年、光関連技術の進展は目を見張るものがあり、デバイスから応用まで多くの新技術が発表されている。今回はその中で3件の基本技術に関して執筆いただいた。衛星画像計測、バイオイメージング、ライダーなど幅広い応用分野を持つ広域のスペクトル技術であるハイパースペクトル、高速現象の観測に不可欠な高速度カメラの現状さらには次世代X線計測に欠かせない画像センサであるCdTeデバイスについて解説されている。これらの技術が今後のスペクトル・画像計測の進展に大きく寄与する事を願っている。
-
2022年4月号
持続可能なセンサに必要な「エネルギー ハーベスティング」
脱炭素の動きから環境発電の技術開発が進んでいる。特にセンサイトシステム(センサ+AI+IoT)ではセンサのMEMS化によるトリリオンセンサシステム構築、センサネットワークの無線システム構築が急激に進んでいる。これらは閉じたフィールドでの活用が多くなりその電源として環境発電の一つであるハーベスト・エネルギーへの期待が高まっている。一般の電力システムと異なり小電力ではあるが小型・耐久力が要望され多くの方式が検討されている。今回はこの様な社会システムの要望に応えるエネルギー ハーベステイングの状況について特集する。
-
2022年3月号
センサ取扱い各社の戦略製品および 「光ファイバひずみセンサ建設分野向けマニュアル」の紹介
センサイトWEBジャーナルは技術解説や後術紹介記事を掲載することが多いが、今回はセンサ関連の製品を取り扱う企業の具体的な製品、サービスをご紹介頂くこととした。また、NPO法人光ファイバセンシング振興協会では、建設分野における分布型ひずみセンサ導入のためのマニュアルを発行されたのでご紹介頂く。当てはまる方には興味深いものとなりそうである。
-
2022年2月号
センサに関連する「オープンイノベーション」
With CORONA/Post CORONAの時代を迎え企業活動に変化が見えてきている。各企業とも新規の事業活動に目を向けイノベーションを重視してきている。今までのような既存企業活動の中でのイノベーションでは無く、外部とのオープンイノベーションが重要視されてきており、ISO56000として国際的にも検討が進められている。この時に要となるのがベンチャー企業、学術分野活動そして各種研究機関の活動情報である。今回はそのようなオープンイノベーションで重要な鍵の一つである内外の研究・支援機関の活動事例を紹介する。企業のイノベーション活動の支援につながることを希望する。
-
2022年1月号
洋上風力発電(その2)-浮体式を中心に-
脱炭素社会に向けた活動が活発になり、火力発電から再生エネルギーへの変換が進んでいる。日本は世界で6番目の海域の広さを持っており、その全域ではないにしても有効な洋上風力発電域を有している。海風は陸上とは異なり地形、樹木などの影響を受けない安定したエネルギー確保が期待出来る。そこでは日本周辺の海の深さを考慮し、浮体式の洋上風力発電の重要性が高まってきており、今後の発展が期待されている。
センサイトもこの点に着目し、浮体式洋上風力発電分野で寄与できる活動を企画中。
-
2021年12月号
進化する「工業用 画像計測」
人間が受ける情報の8割は視覚から得られているといわれており、我々はこれらの情報を上手く利用し、日々快適な暮らしを送っている。人間の五感の代わりとなるセンサの中で視覚に相当する情報を扱う画像計測は、当然、重要な役割を担っており、最近は、特にAIの分野で注目されている。
そこで、今月は画像計測の応用例として偏光を利用した画像計測技術、自動車の画像計測技術、医療分野への応用についてそれぞれの専門分野の方の解説を掲載する。 -
2021年11月号
シリーズ『感覚センサ』-5 感性計測の新しい方向
「感覚・感性の計測」シリーズも今回で5回目となる。掲載内容も進化してきており人間と人工機能の融合へと進んできている。ロボットなどの人工機能には人間の感性・感覚を客観的に理解・表現することが重要となって来ている。今回はこの様な立場から疑似感情さらには感覚・感性の評価および展望を取り上げ、感性の客観的評価としての感動指数などについて執筆いただいた。これらは「感覚・感性の計測」の新しい方向を示すものと言える。
-
2021年10月号
「洋上風力発電」(その1)ーカーボンニュートラルの決め手となるかー
カーボンニュートラルの課題解決に向けて再生エネルギーへの注目が高まっている。特に出力の大きい風力発電が注目され、しかも陸上より風力が強く比較的安定している洋上での発電に期待が高まっている。日本が海洋国家である事、陸上に比べ騒音問題が少ないことなどが利点となっている。ヨーロッパでは着床式での普及が進んでいるが、日本周辺の海域は海底が深い事から、浮体式が注目されている。
センサイトではこの洋上風力発電の内外状況について今後数回の特集号を企画している。 -
2021年9月号
水害の防止に役立つ「河川モニタリング」
日本は周囲を海に囲まれた山国である。また梅雨・秋雨・台風などに加え最近の線状降水帯など雨の多い国でもある。そのため日本の河川は流路延長に比べ川床勾配が急であり、一気に流れ下る川が多く浸食力も強い。この様な地理的状況の下で特にこの数年は河川氾濫・土砂崩壊の災害が多くなっており、安全維持確保のための河川管理技術向上は不可欠である。今回は国土インフラ管理の第一回として河川インフラのモニタリング技術の実例について特集を組んだ。
-
2021年8月号
シングルボード・コンピュータとセンサ
ラズベリーパイに代表される手の平サイズのシングルボードコンピュータは、当初、教育用に開発されたが、センサとの組合せで小型のIoTシステムが簡単に構築できるため、センシング分野で導入が進んでいる。また、最近ではセンサにAI機能を搭載しクラウドの負担を軽減するエッジAIを実現するための技術として不可欠のものとなっている。
今月は、シングルボードコンピュータを用いたセンシングシステム構築の参考にして頂くため、応用例を中心に取り上げた。