カテゴリ: 解説・連載

全656件中 421〜430件目を表示

エマルションからの香気放散挙動(1)

九州大学 大学院 教授 井倉 則之 1. 香りとは ヒトが香りを感じるのは、香気化合物が鼻腔内の嗅覚受容体に結合し、その信号が脳へと送られることによる。脊椎動物の嗅覚受容体は、7回膜貫通構造を持つGタンパク質共役型受容体 […]

においセンシングシステムの研究動向(1)

東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 中本 高道 1.はじめに 現在、世界各地でにおいセンシングシステムの研究が進められている。においセンシングシステムはにおいの種類を識別したりにおい濃度を計測するもので、食品、飲料、 […]

嗅覚センサとロボット(1)

東京農工大学 生物システム応用科学府 教授 石田 寛 1.はじめに 人間の視覚に相当するカメラを搭載したロボットは多数存在し、画像に捉えた人物を自動的に認識するなど、視覚を活用して様々な作業を行うことができる。人間の聴覚 […]

感性をはかる(2)

信州大学 繊維学部 教授 上條 正義 4.表情から眠気を早期に検知する感性計測の研究事例 4.1 はじめに 人は、人と対話する際に、相手の表情から相手が関心を持っているか否か、理解しているか否かなど、相手の状態を推察して […]

脳波解析に基づいた超可聴音源の感性計測(2)

長岡技術科学大学 大学院工学研究科 教授 中川 匡弘 4.実験結果および考察 フラクタル次元解析を行う前処理として、計測した19chの脳波信号を電極間で差分信号をとり、157組(=19C2)の電極間電位差信号を作成する。 […]

日常生活行動に関する感性工学的研究(2)

信州大学 繊維学部 教授 吉田 宏昭 3.寝姿勢は立位姿勢のS字に近い方がよいのだろうか?[4] 3.1 はじめに 1日の睡眠時間を8時間とすれば、人生の3分の1という時間を睡眠に費やしており、その間、寝具に触れているこ […]

「計測工学(センシング技術)を駆使した感性の定量化技術の活用事例」 ―デザインと機能を融合させたFlotation tub―(2)

TOTO(株) 加藤 智久 3.湯水内の入浴姿勢を捉えるとりくみ 一方、浮力によって体重が軽減されるといった免荷の影響のみが入浴感を左右するのであれば、浴槽の形状に関わらず、湯水を張りさえすれば入浴したときの感覚が変わら […]

テキスタイルの外観評価における感性計測の活用(2)

信州大学 繊維学部 先進繊維・感性工学科 准教授 金井 博幸 栃木県産業技術センター 繊維技術支援センター 技師 丸 弘樹 2.3 布の外観の印象を決める織物の特徴は何か[6-7] 小林[4]は、風合い評価結果をものづく […]