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YAMAHAとSONY、エンターテイメント車両を共同開発

ヤマハ発動機(株)は、ソニー(株)と新たな低速の移動体験の提供を目的とするSociable Cart(ソーシャブルカート)「SC-1」を共同開発した。
SC-1は、ヤマハ発動機の自動運転技術とソニーのエンターテインメント映像技術を融合させたモデルで、両社はこのモデルを用いたサービスを2019年度内に国内で開始する予定。なお、SC-1はその体験を提供するもので、車両としての一般販売は予定していないとのこと。

SC-1は、室内や車体側面にビルトインされている高精細ディスプレイに、カメラで捉えた車両の前後左右の様子や走行場所に応じた様々な映像、融合現実映像(Mixed Reality※1)を映し出すことができ、従来の自動車やカートでは提供できなかったエンターテインメント空間をつくりだすことで、乗客や車両を取り巻く人々により楽しい低速移動の価値を提供することを狙いとしている。
 ※1 ソニーが開発した融合現実感技術による映像

また、高感度なイメージセンサや超音波センサ、LiDARで捉えた車両周囲のデータをAI解析することで、最適な運行アシストや、人の性別・年齢などの属性に基づいた最適な情報(道案内や店舗情報、エンターテイメント情報、配信ニュース、広告など)を表示することも可能。

ヤマハ発動機はこれまでも、電動のゴルフカーをベースとした試作モデル(2016年発表)や、コンセプトモデル「New Concept Cart SC-1」(2017年発表)の車両開発においてもソニーに協力し、カヌチャリゾート(沖縄県名護市)での夜間のゴルフ場における乗車体験サービス「Moonlight Cruise」の期間限定実施などを通じて、技術開発や顧客ニーズの検証を重ねてきた。

この共同開発は、ヤマハ発動機の長期ビジョンの一つ「ART for Human Possibilities, Rethinking Solution, Transforming Mobility」の一環で、同社は、電動のゴルフカーや小型低速車両(ランドカー)、電動二輪車、電動アシスト自転車、電動車いす、ドローンなどを含めた多様な製品群を通じて、楽しい移動の提供やヤマハらしい社会課題の解決に取り組んでいるとしている。

ニュースリリースサイト(ヤマハ発動機):
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/0821/sc-1.html

Wi-Fi接続可能なクラウド通信評価キット「Renesas RX65N Cloud Kit」を発売

ルネサス エレクトロニクス(株)は、このたび、IoTエンドポイント機器に向けて、Amazon FreeRTOSに対応したRX65Nを使用してアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)にスピーディにWi-Fi接続が可能な、クラウド通信評価キット「Renesas RX65N Cloud Kit」を発表した。

Renesas RX65N Cloud Kitは、環境センサや照度センサ、慣性センサを搭載しており、エンドツーエンドにセキュアにAWSへ接続できるため、センサ機能付きIoT機器のプロトタイプ開発や評価に最適とのこと。今回特に、ルネサスの統合開発環境「e2 studio」をAmazon FreeRTOS用に拡張したことにより、Amazon FreeRTOSと、必要なすべてのドライバ、ネットワークスタック、コンポーネントライブラリを設定することができるため、IoT機器の開発を容易にする。また、本キットからAWSにアップロードしたセンサ等のデータは、AWS上のダッシュボードでモニタすることができる。これらにより、スマートメータ、ビル・オフィス・産業用オートメーションシステム、家電など、AWSにWi-Fi接続するIoT機器を早期に開発可能としている。Renesas RX65N Cloud Kitは販売を開始しており、参考価格は1個50.00米ドル(税別)。

Renesas RX65N Cloud Kitの特長
■120 MHz 動作、2MBコードフラッシュメモリと640KB SRAM搭載の32ビットマイコンRX65N(型名:R5F565NEDDFP)を使用したターゲットボード
■Silex社のSX-ULPGN Wi-Fi通信に対応したPmodモジュール
■シリアル通信とデバッグ用のUSBポート2口、データをサンプリングして計測データをクラウドに送信するためのセンサ3種類を備えたクラウドオプションボード
・ルネサスの環境計測用デジタル赤外線/照度センサ(ISL29035)
・BOSCHの3軸加速度、ジャイロスコープ計測用MEMSセンサ(BMI160)
・BOSCHのガス、気温、湿度、気圧計測用MEMSセンサ(BME680)
■IoT機器開発者に向け、ルネサスの統合開発環境e2 studioが強力な機能を提供
・GitHubから最新のAmazon FreeRTOSのプロジェクトを生成、すぐにビルド
・Amazon FreeRTOSのネットワークスタック(TCP/IP、Wi-Fi、MQTT)とコンポーネントライブラリ(Device Shadow)の設定をアシスト
・Amazon FreeRTOSベースのIoTエンドポイント機器にUSBやファイルシステムなどの機能を追加実装可能

ニュースリリースサイト(RENESAS):
https://www.renesas.com/jp/ja/about/press-center/news/2019/news20190820.html

ネクスビジョンテクノロジーズとBlickfeld、IoT用途のLiDARおよびIoTソリューションの販売を開始

ネクスビジョンテクノロジーズ(株)とBlickfeld GmbH は協業によりIoT用途のLiDAR、および、LiDARの高い精度を活かしたIoTソリューションの販売を開始すると発表した。

Blickfeld GmbHは、小型でありながら、150m以上の検知距離と水平120°×垂直30°という高視野角・高解像度の最先端MEMS方式3D LiDARセンサーを開発した。この高視野角・高解像度の最先端MEMS方式3D LiDARセンサは、現在量産プロセスを構築しており、2020年春には低価格化が実現する予定としている。

この最先端3D LiDARは、得られるポイントクラウドデータを活用することで、カメラと比較してより高い精度で物体を検出することが可能。高精度に物体を検出することができる特性をいかし、さらにAIアルゴリズムと組み合わせることで、駐車スペースの検出・提案、夜間警備など、さまざまな分野への応用が可能とのこと。

〔LiDAR商品について〕
● Blickfeld Cube LiDAR
MEMSコンポーネントを利用し、世界最小で高精度なLiDAR。905nmのレーザーダイオード、SPADディテクターを使用し、将来的な量産時において低コストを実現。
また、デバイス内でポイントクラウド処理を行い、イーサネットインターフェースを経由して直接アウトプットを行うことが可能という。

〔LiDARを活用したIoTソリューションの例〕
1.駐車スペースの検出
2.人の検出と数のカウント・警告
3.エリア内への立ち入りの検出
4.交通の監視
5.高精度地図(左上参考画像)
 など

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000042313.html

センサを利用したスマート農業の現状と今後の動向(2)

三重大学
大学院生物資源学研究科
教授 亀岡 孝治

3.圃場でのセンシング

3.1 農作物の生育環境のセンシング 4)

露地農業での栽培管理においては,温度の影響が大きい「高位あるいは複雑な状態に向かう変化や進行の順序」を示す生育と,光合成の影響が大きく「植物体・組織の質量あるいは面積や容積の増加」を示す生長を分けて考えることが重要である。
圃場では,生育環境の大部分を構成する気象条件(温湿度,風向・風速,気圧,降雨,日射量)は農作物と無関係に地理的位相で定まるため,生物が四季の変化に応じて自身を制御していることを意味するフェノロジー2)からの視点が重要となる。このフェノロジーからは,毎日の平均気温の積算値(有効積算温度)や毎日の日射量の積算値(積算日射量)を指標とする考え方が産み出されており,これらが気候変動のモニタリングにおいても重要指標となっている。
農業向けの計測機器やセンサ開発,圃場センサネットワーク研究が過去10年間で飛躍的に進展し実用的利用が進み,生育環境のモニタリングとデータ蓄積が容易になると共に,有効積算温度と積算日射量も簡単に計算・出力できるようになった3)。近年気候変動の影響が増大し,「経験と勘」だけに頼る農業経営が難しくなる中で,圃場の生育環境データや近隣のアメダス気象データを活用し,生育作物との関係でデータ蓄積・解析を行う事で栽培における現状理解を深めつつ,近未来を予測し農作物の生産見通しを立てることに,圃場でのセンシングは大きく貢献し始めている。

3.2 圃場IoT(Internet of Things)4-5)

農業用WSNとして開発されたeKo (当時のCrossbow Technology社,2006年)で構成する国内初の圃場WSNを用いたワイン用ブドウ圃場(山梨県サントリー登美の丘ワイナリー)での実証実験が2008年から行われた。その結果判明した圃場WSNの最大の問題点は,電源確保と防水であり,その他にも,土壌水分センサ設置方法,通信の安定性の確立,システム再起動の問題,鳥獣害対策と異常監視機能の必要性,作業機による断線対策など,オフィスのWSNでは生じ得ない事象に対する調査と事前対策が必須となることが確認された。
上述の圃場WSNを更新し2015年にワイン用ブドウ圃場に構築された圃場IoTでは,垂直統合から水平統合システムへの進化が図られた。圃場IoTでは,生育環境などの情報が,高水分農作物による減衰が少なくセンサノード間の通信距離が飛躍的に伸びる920MHz帯のWSN(センシング層)により自動収集されてクラウド(基盤情報サービス層)に入る。続いて標準データとして変換された後,クラウド上で他の農業情報と組み合わされ,栽培管理作業や経営情報などのサービスが農家に提供される(サービス層)。サービスには生育環境データ表現と,生育ステージの予測に繋がる有効積算温度などのフェノロジー指標が必須である。
果樹栽培では,常緑樹(温州ミカンなど)と冬期は冬眠する落葉樹(ブドウなど)という違いにより,収穫後から翌年の春までの樹体の活動形態は異なるため,栽培管理にも違いが出る。植物生理を踏まえた栽培管理のためには,栽培ステージと関連する適切なフェノロジー指標は必須である。圃場IoTでは,対象農作物毎に用いるセンサ情報や提供する情報は異なるため,最終的なWebサービスの形態も異なる。また個別の情報更新や利用頻度も農作物や利用環境によって異なるため,これらに応じた直感的で使いやすいユーザーインタフェースの設計が重要となる。

次週に続く-

参考文献

2) Puppi, G. (2007): Italian Journal of Agro-meteorology (3), pp.24-29.

3) 亀岡孝治(2017):情報処理,Vol.58(9),pp.806-809.

4) Kameoka, T. et al. (2013):Smart Sensors, Measurement and Instrumentation, Vol.3, Springer, pp.217-246

5) Kameoka, T. et al. (2015): IEICE Trans. Commun., E98-B(9), pp.1741-1748.

【著者略歴】
亀岡 孝治(かめおか たかはる)
1978年,東京大学農学部農業工学科卒業
1980年,同大学院農学系研究科修士課程(農業工学専門課程)修了
1984年,同大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)
1984年,カナダ国サスカチュワン大学工学部農業工学科博士研究員を経て,
1985年,三重大学農学部助手
1988年,三重大学生物資源学部助教授,1998年,教授
研究テーマは、農業ITと農作物・農産物の品質同定のための色彩画像処理とFTIR/ATR法による分光解析
2001年 3月 スウェーデン王国ルンド大学 ケミカルセンター客員教授(10ヶ月)
2004年から2007年まで,理事・副学長(情報・国際交流担当)図書館長、国際交流センター長
2007年から現在,三重大学大学院生物資源学研究科教授
現在の研究テーマは、圃場における農業IoT、農産物・食品・調理におけるマルチ分光センシングの応用。デジタル農業を起点とする食・農エコシステムなど
現在、農業情報学会副会長、一般社団法人ALFAE代表理事
2005年に「農業情報学会顕彰学術賞」、2015年に「農業情報学会功績賞」
2018年に「農作物・農産物のマルチ分光計測」の功績に対して日本農業工学会賞

「AI搭載ジャケット」クラウドファンディング達成、次の目標へ

アトムテックジャパン(株)は、温度センサ情報とAI技術を使用した独自冷却技術SiCS(特許出願済※1)で厳しい暑さの中でも快適な温度を保つスマート服「Smart Cool Jacket」を開発した。
2019年8月9日に開始したクラウドファンディングは、翌日(2019年8月10日)には初期目標を達成し、現在次の目標に向かっている。

※1 SiCS(Silicon Cooling System)は2つ性質の異なる半導体のセグメントを直列接続し、熱の吸収および放出することで、冷却の目的を実現したとのこと。

【「Smart Cool Jacket」について】
「Smart Cool Jacket」は、独自冷却技術SiCSとAI技術で実現した世界初のスマート服。スマートフォンアプリを利用すれば、出力調整、温度やバッテリー残量を確認することができる。また、タイマーを利用することで一定時間後に自動停止することができ、冷やしすぎによる体調不良などにも役立つ。
袖部分はファスナーで接続しているため、自分のスタイルに合わせて、袖あり、半袖、袖なしを自由に切り替えることができる。背後の冷却システム部分を入れ替えることで、上着としても利用可能という。

【主な特長】
1. 一回の充電で40度の炎天下環境に25度を4時間維持することが可能
2. 温度センサ情報とAI技術により着用者の体に合わせて自動温度調整
3. スマートフォンアプリで温度やバッテリー残量確認、出力調整などの直感的操作可能
4. タイマーを利用することで一定時間後に自動停止することが可能
5. 袖あり、半袖、袖なしまた冷却システムを取り替えることで、自分のスタイルに合わせて替えられる
6. 手入れが簡単、背部のSiCS冷却システムを取り外すと丸洗い可能

プレスリリースサイト:https://www.atpress.ne.jp/news/190984

自動運転のフードデリバリーの試験走行許可をサンフランシスコで取得へ

米国のフードデリバリーのスタートアップであるポストメイツが、サンフランシスコ公共事業局から歩道における自動運転デリバリー機器の試験走行において条件付きで許可を取得したと「techcrunch」が伝えている。
正式な許可証は近日中に発行される予定で、発行されればポストメイツが正式に許可を受けた初めての企業となるとのこと。
サンフランシスコ市議会は2017年12月、歩道での自動運転デリバリー機器の試験走行実施を許可制にする条例を定めた。この条例では、許可期間は最大180日で、許可取得者ごとに自動運転デリバリー機器3台まで試験を認める。試験走行中は、機器の30フィート(約9メートル)以内に人間のオペレーターがいなければならない。
ポストメイツが試験走行を行うのは、半自動運転で歩道を走行するロボット「サーブ(serve)」。従来より小型・軽量化した新型LiDARなどのセンサやカメラ搭載の全電動で、50ポンド(約23キログラム)までの運搬ができるという。

ニュースサイト(techcrunch): https://techcrunch.com/2019/08/07/postmates-lands-first-ever-permit-to-test-sidewalk-delivery-robots-in-san-francisco/

セミナー施設にIoT体験が出来るデモ施設を立上げ。

(株)トランザスと、(株)ガルフネットは、トランザス製品“4G/LTE-IoTルーター”及び“IoTコントローラー”をガルフネットがサービス提供するチェーンストアに提供できるよう共同で改良し、ガルフネットのセミナー施設にIoT体験が出来るデモ施設を立ち上げた。今後、両社はチェーンストア向けにIoTコントローラーを共同で営業展開していくという。

〔IoTデモルームの目的〕
ガルフネットはICT戦略企画・ビジネスプロセス実行の経営パートナーとして、チェーンストア企業の経営戦略を支える「変化対応型経営支援ICTプラットフォーム」の一括提供を行う企業で、飲食・小売等の多くのチェーンストアに経営課題を解決するソリューションの提供を行っている。 現在、チェーンストアを運営する企業では、人材確保の問題が深刻化しており、店舗運営の省人化が欠かせないテーマとなっている。
 そこで、トランザスの有するIoT技術とガルフネットの有する店舗経営ノウハウ及びITソリューション技術を組み合わせ、人的労力の削減、消費電力の削減、センサを利用した店舗分析、遠隔からの空調管理など、幅広い課題解決の為に、互いの技術を連携させたIoTソリューションの提供を行う。 先ず、チェーンストアを運営する企業様にIoTを使った店舗制御とはどのような物なのかを知って頂くために、ガルフネットのセミナー施設に、4G/IoTルーター及びIoTコントローラーを導入し、IoTを使った自動制御、遠隔制御を実演出来るようにしたとのこと。

〔IoTコントローラーと4G/LTE-IoTルーターの概要〕
IoTコントローラーとは、物理的配線に接続される電気機器、リモコン制御機器、エアコン等、数有る電気機器を制御する為の制御デバイス。又4G/LTE-IoTルーターには、トランザス製IoTコントローラーに指示を送る、脳となる制御システムが実装されており、IoTコントローラーより収集される情報をクラウド上に送信し集積したり、照明、エアコン、電化製品、コンセント等の制御や監視を遠隔から可能とするIoT制御装置になる。
チェーンストア店内、又は厨房内の状況把握や環境制御が本ソリューションで可能になる事から、先ずはチェーンストア経営に大きなコストとなっているエアコンの消費電力削減(店舗の電気代の3割削減が目標)からスタートし、将来的にはBIG-DATA解析や、AIによる人の求める環境制御等に発展させていく事を予定している。
トランザスとガルフネットは、チェーンストアにおける消費エネルギーの見える化を進め、それによって、店舗の総合的なコストマネジメントを能動的に行えるソリューションを提供していくとしている。

ニュースリリースサイト(ガルフネット):https://www.gulfnet.co.jp/news_20190813.html

ハピロボ、パーソナルロボット 開発元 temi 社と国内総代理店契約を締結

(株)hapi-robo st (以下 ハピロボ) は、temi – The Personal Robot (以下 temi) 開発元の temi USA inc. (以下 temi 社) と国内総代理店契約を締結した。

◎製品名: temi – The Personal Robot
◎販売時期: 2019年秋を予定。 現在、限定されたイノベーター/アーリーアダプタープログラムにて日本国内での正式販売の準備中。

〔temi の特長〕
◇モビリティー:16の異なるセンサを使った ROBOXナビゲーションテクノロジーにて、スムーズな自律走行を実現。リアルタイムなオブジェクトや顔の認識、障害物回避、地図生成により、ユーザ追従 (フォロー) やオンデマンドでの地点登録、自動運転によるナビゲーションや案内ができる。
◇テレプレゼンス:世界中のどこからでも temi にアクセスし、あたかもそこにいるように自宅や職場を自由に移動したり、移動しながらのビデオ会話を行ったりすることができる。
◇AI アシスタント機能:スマートスピーカーと同様、対話型の音声操作に対応した AI アシスタント機能を実装。情報の検索や連携家電の操作、ビデオ通話、メディア再生等ができる。
◇ワイヤレス充電トレイ:temi のトレイはQiワイヤレス充電に対応。
◇高音質:サブウーファー、中音域スピーカー、ツィーターからなるスピーカーシステムを実装。
◇オープンな開発プラットフォーム:temi にはSDKが用意されており、サードパーティのアプリ開発者が temi のモビリティーや音声対話機能を活用した、接客、教育、医療、ゲーム、セキュリティ、娯楽などの、独自アプリケーションを作成することができる。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000047772.html

IoTデバイス向けの見守り駆けつけサービスの実証実験を開始

今回、(株)Momoは神戸市で警備やビルメンテナンスなどを行う三木美研舎とIoT機器に対する見守りサービスを実証し、秋までに他の企業への提供を開始することを発表した。

現在様々なIoTサービスの普及が進んでいるものの、据え置き型IoTの形態ではその故障や停止、設定ミスに関するメンテナンスやフォローアップが課題とされてきた。
IoTサービスはセンサなどにより現実世界の情報をインターネットにアップロードするが、故障や電源トラブルなどでまれに止まることがある。 そうした場合にはサービスプロバイダやベンチャー企業が保守作業を行う必要があり、そのことが普及の妨げになっている。
キャリアの通信ネットワークなど大半の通信インフラは人手によるメンテナンスが行われているが、IoTサービスは課金額や単価が低いことからそうしたメンテナンスが行われず、機器のトラブルや不通が実戦配備の妨げになってきた。

株式会社Momoと三木美研舎は年内に合同で法人を設立し、自社だけでなく他社のIoTサービスもキャリアの通信施設のように信頼性と安定性の確保されたインフラにしていくことを目指すという。

最初の実証実験として、Momoが神戸市内に設置する2箇所のIoT潮位センサへの見守りを行っている。 見守りサービスは、APIによる死活監視サービスと駆けつけからなる。 Momoが提供するAPIサーバに対して電池残量、位置情報やセンサ情報などを定期的に送信することでセンサの状態を把握し、異常があれば24時間以内にスタッフが駆けつける。 一度の駆けつけに対して4000円程度、1機器に対して月額400円程度で提供する予定とのこと。

詳細サイト(Momo):https://momo-ltd.com/solution/index.php/iot-saver/

排尿モニタリング測定精度に関する研究成果が Neurourology and Urodynamics誌に掲載

サイマックス(株)は、同社システム(s-HMSU)による排尿モニタリング測定精度に関する研究成果が「Neurourology and Urodynamics」誌に掲載されたことを発表した。

■論文の概要
◇ 掲載論文誌
○ 「Neurourology and Urodynamics」誌は、尿路機能や泌尿器および骨盤底機能に関連するトピックに関する国際的なアカデミックジャーナル。
◇ 論文内容と成果
○ 本研究では、同社システム(s-HMSU)を用いて測定した排尿量の信頼性を評価することを目的とし、排尿量と排尿前後の体重変化の間のクラス内相関係数(ICC)を算出した。
○ クラス内相関係数(ICC)は0.972(95%信頼区間、0.957-0.982)の値を示し、本研究によって、当社システム(s-HMSU)による排尿モニタリングの測定精度が高く信頼性の高い装置であることが証明されたとのこと。

■システム(s-HMSU)の概要
◇ s-HMSUの特徴
○ s-HMSUはサイマックスが開発した、世界初・既存のトイレに取り付け可能な全自動の排尿モニタリングシステム。
○ 一般的なトイレに取り付け可能であるため、自宅での排尿モニタリング(Home uroflowmetry)が実現可能。
○ 利用者は普段通りトイレを利用するだけでよく、日常導線を変更する必要が無い。また、不特定多数が使用するトイレにおいても利用可能。
○ 排尿後、測定結果が自動でスマートフォンの専用アプリに届く。
(※画像は尿量グラフ画面イメージ)

◇ s-HMSUの測定項目
○ 排尿量(mL) :VV
○ 平均尿流率(mL/s):Qave
○ 排尿時間(s) :VT

■論文情報
論文名:Validation of a novel digital health monitoring system to measure the volume of voided urine
(日本語訳)「排尿量を測定するための新しいデジタルヘルスモニタリングシステムの検証」
執筆者:Minoru Miyazato, Koji Yonemoto, Asuka Ashikari, Seiichi Saito, Kiyoto Yamashiro, Moriyuki Uehara, Hiroaki Masuzaki, Hajime Ishida, Masayuki Matsushita

ニュースサイト(Excite):https://www.excite.co.jp/news/article/Atpress_190406/