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第9回 ロボット大賞の受賞ロボットが決定

第9回 ロボット大賞の受賞ロボットが決定した。

このロボット大賞は、将来の市場創出への貢献度や期待度が高いと考えられるロボット及びロボットに関連するビジネス・社会実装、ロボット応用システム、要素技術、高度ICT基盤技術、研究開発、人材育成(以下、「ロボット等」という。)を表彰することにより、ロボット技術の開発と事業化を促進し、技術革新と用途拡大を加速する、社会に役立つロボットに対する国民の認知度を高め、ロボットの需要を喚起するとともに、全国から広く募ることで我が国のロボット技術の動向を把握することを目的としている。

開催団体は、経済産業省と(一社)日本機械工業連合会を幹事として、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省も加わっている。

第9回ロボット大賞としては、
・経済産業大臣賞
  協同ロボットCRX:ファナック(株)
・総務大臣賞
  家族型ロボット「LOVOT[らぼっと]」:GROOVE X(株)
・文部科学大臣賞
  小惑星探査機はやぶさ2/小惑星探査ロボットMINERVA-II(画像):
   宇宙航空研究開発機構 はやぶさ2プロジェクトチーム/MINERVA-Ⅱプロジェクトチーム
・厚生労働大臣賞
  移乗サポートロボットHUG T1-02:(株)FUJI
・農林水産大臣賞
  自動野菜収穫ロボットとRaaSモデルによる次世代農業パートナーシップ:inaho(株)
・国土交通大臣賞
  トンネル覆工コンクリート自動施工ロボットシステム:
   西日本高速道路(株)/清水建設(株)/岐阜工業(株)
・中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)
  協働運搬ロボット「サウザー」シリーズ:(株)Doog
・日本機械工業連合会会長賞
  製造業における部品調達のデジタル革命、「meviy」(メヴィー):(株)ミスミグループ本社
  自律移動型警備ロボットSQ-2:SEQSENSE(株)

等の受賞が決定しており、その他に優秀賞および審査員特別賞も選出されている。

ロボット大賞:https://www.robotaward.jp/index.html

堅牢で電力効率に優れた高電圧・高精度の双方向電流センス・アンプを発表

STマイクロエレクトロニクスは、高電圧・高精度の双方向電流センス・アンプ「TSC2010」、「TSC2011」、および「TSC2012」を発表した。 これらの製品は、消費電力を最小限に抑えるためのシャットダウン端子により、優れた利便性を提供するという。

TSC2010、TSC2011、およびTSC2012は、高精度の特性を活かし、低いシャント抵抗値を選択することで、電力損失を最小化することができる。最大±200µV(25°C)のオフセット電圧、最大5µV/°Cのオフセット・ドリフト、最大0.3%のゲイン・エラーを実現し、フルスケールで最小10mVまでの電圧降下を検出できるため、安定性と信頼性に優れた測定が可能とのこと。

TSC2010は20V/V、TSC2011は60V/V、TSC2012は100V/Vと、3製品それぞれ異なるゲインで利用できるため、さまざまな産業用および車載用システムに合わせて、高精度の電流測定、過電流保護、電流モニタ、電流フィードバック回路を柔軟に構築することができる。データ取得、モータ制御、ソレノイド制御、計測、テストおよび測定、プロセス制御などのアプリケーションに適しているという。

今回発表された電流センス・アンプはすべて、双方向の測定に対応しており、1つの検出回路で順方向 / 逆方向の電流を測定することで部材コストの削減に貢献する。また、ハイサイド接続とローサイド接続のどちらにも適しているため、同じ製品を両構成で使用し、設計を共通化することも可能。
また、3製品ともに2.7V~5.5Vという幅広い電源電圧範囲を備え、より優れた柔軟性を提供する。広範な入力電圧に対応できるため、電源電圧にかかわらず、-20V~70Vのコモン・モード電圧範囲にわたる検出が可能。高いゲイン帯域幅積と高速スルー・レート(TSC2010の場合、820kHzと7.5V/µs)により、高精度・高速応答を実現する。
さらに、内蔵EMIフィルタと2kV HBM(Human Body Model)のESD耐性により堅牢な性能を実現し、-40°C~125°Cの産業用温度範囲で動作するとのこと。

TSC2010、TSC2011、およびTSC2012に対応する評価キット「STEVAL-AETKT1V2」では、これら3製品を使用した開発を迅速に開始し、製品開発期間を短縮することができるとしている。

TSC2010、TSC2011、およびTSC2012は現在入手可能で、Mini-SO8パッケージとSO8パッケージで提供される。単価は、1,000個購入時に約0.90ドル。また、車載対応製品の単価は1,000個購入時に約1.08ドル。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001140.000001337.html

Honda SENSING Elite搭載の‟LEGEND″に「高精度3次元地図データ(HDマップ)」が採用

ダイナミックマップ基盤(株)の『高精度3次元地図データ(HDマップ)』が(株)ゼンリンを通じて本田技研工業(株)の世界初、自動運転レベル3(※1)を実現する「Honda SENSING Elite」を搭載した車種「LEGEND(レジェンド)」に採用された。
同社は今後も高度なモビリティ社会の到来を見据えて研究開発・用途開発を進め、正確で利用価値の高い地図情報、位置情報を自動運転向け・先進運転支援システム(ADAS)向けに整備・提供することで、事故を軽減する安全・安心な交通社会の実現と自動運転業界の技術や発展に貢献していくとしている。

■高精度3次元地図データ(HDマップ)の概要
『高精度3次元地図データ(HDマップ)』は、道路標識や車線情報などの高精度な3次元情報を収録している。この地図データを車両に搭載したカメラ、センサ等と組み合わせて使用することで、車両の周囲360度の情報と道路上の正確な位置の把握が可能となるとのこと。

※1 自動運転レベル3:日本政府が定める自動運転の定義(SAEに準拠)。一定の条件下で、システムが周辺の交通状況を監視するとともに運転操作を代行。システムが使用可能な条件から外れる場合は、警報を発して直ちにドライバーに運転交代をすることが求められる。

ニュースリリースサイト(dynamic-maps):https://www.dynamic-maps.co.jp/news/2021/0310.html

三井化学、KOALA Techと有機半導体レーザーデバイス向け有機色素の共同研究開発

三井化学(株)は、(株)KOALA Techと有機半導体レーザーデバイスの実用化に向けた有機色素の開発について、共同研究開発を開始した。 三井化学が培った有機色素への知見とKOALA社が有する有機半導体レーザーダイオード(OSLD)技術開発の知見を合わせて、近赤外波長域での高効率なレーザー発振を可能とする革新的な有機色素の研究開発を共同で行い、スマートフォンやウェアラブル機器への実装・導入を目指す。

▮有機半導体レーザーの特徴
有機半導体レーザーは、無機半導体レーザーでは実現困難であった「可視~近赤外域の任意の波長での発振」が可能になる。特に、近赤外波長域は、今後、生体認証、光学センサなどの分野で新たな応用展開が期待されている。また、柔らかい有機材料を使うことでフレキシブルデバイスへの利用にも適しているとのこと。

▮三井化学(MCI)の強み
MCIは、これまでにCD-R、DVD-R、有機EL等の用途で有機色素開発および実用化の実績がある。これら一連の開発で培った分子設計および有機合成技術をベースとし新たな有機色素を開発することができるという。

▮KOALA Techについて
KOALA Techは、九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センターで世界に先駆けて実現されたOSLD技術の実用化を目的として設立されたスタートアップ企業。OSLDによる電流励起発振のための設計技術を保有しているとのこと。

ニュースリリースサイト(MCI):https://jp.mitsuichemicals.com/jp/release/2021/2021_0309_03.htm

三菱重工、自律化・知能化ソリューション「ΣSynX(シグマシンクス)」を公開

三菱重工業(株)は、、三菱重工グループの三菱ロジスネクスト(株)が、本日から4月30日まで開設する特設オンラインサイト「Logisnextエキスポ in オンラインショールーム(注1)」において、三菱重工が掲げる、物流機器の自律化・知能化ソリューションコンセプト「ΣSynX(シグマシンクス)」を公開する。

ΣSynXは、「予測計画」「遠隔制御」「人機協調」「システムプラットフォーム」「検証評価」「遠隔保守」といったコア技術から構成されている。物流機器への適用例として、「予測計画」については複数のAGF(Automated Guided Forklift:自動運転フォークリフト)やAGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送車)を効率的に差配する群制御(注2)などの行動計画技術、「人機協調」については人や物を検知し回避する技術や人と機械がコミュニケーションを取るための非言語ヒューマンインターフェース技術などが挙げられる。
ΣSynXのコア技術は、それぞれ個別のパッケージ群「SynX-Suite」としてモジュール展開を計画しており、これらの技術パッケージを“Powered by ΣSynX”としてさまざまな物流機器に適用することで、物流現場にフレキシブルに調和できる高い生産性・安全性を備えた物流ソリューションとして提供することが可能となるものだという。

このうち、ΣSynXを適用したAGFである新コンセプト機「SynX-Vehicle」は、三菱ロジスネクストのフォークリフトをベース車両とし、倉庫保管量と荷さばき量の最大化を狙い、車体をパレット幅まで小型化することで棚間通路を最小化できるとともに、車両の安定性向上や新たな旋回方法を備えることで高速化を実現した。さらに、AGFのパネル面にて表情・感情を表現し、交差点で道を譲るなど周囲の作業者とコミュニケーションを取ることで、倉庫全体の生産性や安全性の向上を図ることもできるとのこと。

三菱重工と三菱ロジスネクストは、ΣSynXコンセプトに基づくAGFを共同で開発している。これらの研究開発は、2019年に兵庫県高砂市の総合研究所内に新設した物流実験センターで行われており、同センターは、顧客ニーズを正確に捉えられるよう、課題解決策を現場・現物で検討できる30m四方の倉庫エリアを有している。新AGFコンセプト機は、これまで同センターに来訪した顧客の要望から生まれたアイデアが反映されたものという。

今後、新AGFコンセプト機で検証される群制御・人との協調・遠隔監視などといった技術は、順次、三菱ロジスネクストのレーザーAGF(注3)に適用されていく予定。三菱重工グループは引き続き総合力を結集・駆使し、アジャイル開発により、開発途中の仕様変更などにも柔軟に対応しつつ、利用者の課題解決に直結するソリューションをタイムリーに提供していくとしている。

注1:三菱ロジスネクストのオンラインイベント「Logisnextエキスポ in オンラインショールーム」は入場招待制。
注2:群制御とは、複数の自律移動体が連携して動作することにより与えられた業務を最短で処理することを指す。
注3:レーザーAGF(レーザー誘導方式無人フォークリフト)とは、レーザースキャナーで反射板をスキャンし、車両の現在地を認識しながら走行するAGF。

ニュースリリースサイト(MHI):https://www.mhi.com/jp/news/21030901.html

先進的な性能とセキュリティ機能を搭載、さらなる低消費電力を実現したSTM32U5マイコン

STマイクロエレクトロニクスは、次世代の超低消費電力32bitマイクロコントローラ(マイコン)「STM32U5*シリーズ」を発表した。
同製品は、ウェアラブル機器、コンスーマ向けヘルスケア機器、スマート・ホーム機器、産業用センサといったアプリケーションにおいて、性能 / 消費電力間のきわめて厳しい要件に対応するという。

汎用32bitマイコンSTM32ファミリは、きわめて電力効率が高いArm® Cortex®-Mを搭載しており、これまでに数多くの生活家電、産業制御機器、コンピュータ周辺機器、通信機器、およびスマート・シティやスマート・インフラストラクチャにおける管理用機器に採用されているとのこと。

STM32U5シリーズは、電力効率に優れたCortex-M33、ST独自の革新的な低消費電力機能および内蔵IPを組み合わせることで、性能を向上させると共に消費電力を削減している。また、PSAおよびSESIP(Security Evaluation Standard for IoT Platforms)保証レベル3を対象としたハードウェア・ベースの保護機能を含む先進的なサイバー・セキュリティや、優れたユーザ体験を提供するグラフィック・アクセラレータなど、今日のアプリケーションに必要な最先端の新機能が追加されているという。

また、STは、STM32U5マイコン、Wi-Fi®モジュール、Bluetooth®モジュール、および各種センサを含む開発キット「STM32U5 IoT Discovery Kit(B-U585I-IOT02A)」を発表した。同キットは、Microsoft®社により、新しいAzure Certified Deviceプログラムのリファレンス・ボードとして選ばれており、2021年内に提供が開始される予定とのこと。

STM32U5マイコンは現在サンプル出荷中で、2021年9月に量産開始予定。参考サンプル価格は約3.60ドルで、WLCSP(4.2 x 3.95mm)、UQFN48(7 x 7mm)、UFBGA169をはじめとする幅広いパッケージで提供される予定としている。

*STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標。STM32は米国特許商標庁に登録されている。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001138.000001337.html

本体改造なしで後付けできるクローラーダンプ遠隔操作システムの実証に成功

東京大学発スタートアップのARAV(株)は、(株)日建と平賀建設(有)と共同で、汎用性の高いクローラーダンプ用の遠隔操作システムの実証実験に成功、本システムの事業化を開始した。

世界の地雷被害国で活躍する特殊な対人地雷除去機をはじめ、独自の建機製造技術を持つ日建と、i-Constructionを活用した生産性向上の実績豊富な平賀建設、それぞれの蓄積されたノウハウを用いて共同実証を行い、様々な現場に投入できるクローラーダンプ遠隔システムの販売と実践投入を開始するとのこと。

【本システムの特長】
建設機械の遠隔操作を実現する手法を大別すると、油圧系統の制御用の電磁弁を追加し機械内部から操作する方法と、キャビン内の操作レバーを電動アクチュエータで操作する方法がある。本製品は後者を採用しており、時間とコストの嵩む大がかりな油圧系統の改造なしで、取り付け、取り外し、必要ならば簡単に載せ替えもできる汎用性の高いユーザーフレンドリーな製品である。インターネット回線を使って、ほぼ遅延のないスムーズな操作感を実現するとともに、インターネット接続が可能な環境であれば、どこからでも操作が可能という。

【本システムの展望】
人手不足がますます深刻化する中、リモート建機の活用によって、どのように課題が解決され生産性が上がるのか、今後、発表してゆく予定。遠隔操作システムの導入メリットのうち最も重要なことは、生産性と安全性の向上である。例えばベテラン作業員が離れた現場への指導とアドバイスを遠隔で実施できるということは、現場にいなくても知識や技術をリアルタイムに伝えられるということになる。また土砂を指定の場所から場所へ移動する等の難易度が低い繰り返し作業を遠隔操作で行うと、作業員一人で積込と運搬の二役をこなすことも可能となるとしている。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000058931.html

圧力検知で色が変わる、新素材「無機ナノシート構造色ゲル」を開発

 福岡工業大学大学院工学研究科生命環境化学専攻の宮元展義准教授の研究グループは、約100万分の1mmの薄さの無機ナノシートの集合体を用いて、力を検知して色変化を起こす新素材「無機ナノシート構造色ゲル」を開発した。

 この新素材は、極めて微弱な力(1kPa)を検知して色が変わり、色変化は何度も繰り返して起こすことが出来る。このゲル膜を使えば複雑なセンサの取り付けを行うことなく物体表面の力をリアルタイムで可視化できる。また、無機ナノシートが高分子ゲルとナノレベルで複合化されているため、高い強度と柔軟性を併せ持つ。
 これらの特性から、表面加重を可視化することが重要なスポーツ科学分野や、水力発電用水車などのエネルギー機器開発分野で役立つことが期待される。さらに、この新素材は、無機ナノシートの液晶特性を利用して製造されるため、低コストで作成できる。この研究成果はドイツの化学誌『Angewandte Chemie International Edition』で掲載されるのに先立ち、Early viewとして、3月3日付けでonline掲載されたとのこと。

◇強く、柔軟、高速応答。様々な用途に応用  1kPa(豆腐を押しつぶすのに必要な力の10分の1ほど)の弱い力を検知し、1000分1秒の以下のスピードで応答する。これにより、物体のどの部位にどれくらいの圧力がかかっているかを、リアルタイムでの色調変化としてとらえることができる。「無機ナノシート構造色ゲル」は柔軟性と強度(圧縮破壊強度3MPa)を併せ持っているため、荷重による破壊前兆を警告する表示デバイスを作ることができる。また、インクや染料と違って紫外線などによる褪色に強いため、色褪せない装飾品などとしても利用できるという。

◇鉱物由来のハイテク素材「無機ナノシート」
 天然の鉱物などの無機物質の中には、薄いシートが幾重にも重なった層状結晶の状態で存在するものがある。これらの層状結晶をバラバラに剥離・分離させ、約100万分の1ミリの薄さのナノレベルの小さなシートにしたものが「無機ナノシート」。
 「無機ナノシート構造色ゲル」はこのナノシートの集合体で作られている。無機物であるが故に耐久性があり、かつ薄いシート状のため他の材料に比べて比表面積大きく、高分子ゲルと強力に相互作用しながら混ざり合うため、高い強度を実現している。さらに、今回用いたナノシートは、様々な機能性と高い設計性を持つことから注目を浴びている「層状ペロブスカイト」という物質から造られており、特定の化学物質の検出など、さらなる応用も期待されるとしている。

ニュースリリースサイト(FIT):https://www.fit.ac.jp/news/archives/3369

GigE,10GigEインターフェースを採用したハイエンドステレオカメラ「Scarlet」販売開始

(株)ナノシードは、総代理店であるドイツnerian vision technologies社のステレオカメラ「Scarlet」を販売開始した。
SGM方式FPGA処理で、インターフェースは、10GigE、GigE。高解像度かつ高速の視差画像の取得が可能となった。視差範囲は128~512pixelsの設定が可能という。

最大120fpsを達成するScarletはマシンビジョン市場において他に類を見ない高速な3D測定レートを提供し、さらにモノクロ画像および視差画像において、最大5メガピクセルの解像度を実現。
Scarletは3Dカメラと画像処理を一体化させている。静的環境下においても正確性とスピード感が重視されるリアルタイム動的環境下においても、Scarlet 3Dカメラは、各種用途に必要な視差画像・デプスデータを提供するとのこと。

【特長】
▮高解像度(最大5メガピクセル)のリアルタイム画像処理
Scarlet 3Dカメラは最大120 fpsのフレームレートと、最大5メガピクセルの解像度を有しており、従来システムの2.5倍の処理能力。さらに、Scarletは2倍の視差範囲(512ピクセル)を処理可能で、分解能も2倍。Scarletを使えば、より一層正確な3D測定結果が実現できる。

▮IP67規格
保護等級IP67を備えた本機器は屋外での使用やほこりの多い環境に最適。強化ガラスウィンドウのおかげで、非常に過酷な環境下でも高解像度の光学部品は保護される。

▮IMU搭載
さらに、ScarletにはIMUが組み込まれており、これは最大400Hzのモーションデータを記録する。慣性データは自己位置推定とSLAMなどのアプリケーションでは特に有効。

▮パターンプロジェクターとの併用
ビンピッキングのアプリケーションでは、複数の重要な要素が必要とされることがよくある。例えば、正確性、スピード、そしてとりわけ多いものとして測定物体の扱いにくい表面構造(テクスチャがない)への対応が挙げられる。Scarlet 3Dカメラでは、Effi-Laseパターンプロジェクターと併用することで、利用者のロボット機器にクリアな視覚を簡単に提供できる。

▮2つのモデル
Scarletでは2つのモデルがあり、基線長は10cmまたは25cm。両モデルは同じ機能性と処理能力を備えているが、測定範囲は異なる。レンズを変更することで、利用者のニーズに合わせて簡単に設定可能。

製品サイト(nanoxeed):https://nanoxeed.co.jp/product/scarlet/

レベル4/5の自動運転に革命をもたらす次世代無事故センサ・プラットフォームを発表

Neural Propulsion Systems(略称:NPS)は、業界が無事故ビジョンを実現できる安全で信頼性の高い自動運転車プラットフォームであるNPS 500™を発表した。 NPS 500は、レベル4/5の自動運転に注力した、緊密に統合された世界初のオールインワン型マルチモーダル・センサシステム。

この新しいセンサ融合システムは、NPSの革新的なソリッドステート型MIMO LiDARTM、超解像度のSWAMTMレーダー、およびカメラを緊密に相互接続し、協調的に人や物体を検出すると共に、360°の高解像度データ処理であらゆる車両事故を防止する。また、緊密に統合されたセンサシステムが障害物の先の人や物体も検出し、超解像度精度と高適応型フレームレートにより500m以上先まで認識する。このようなNPS 500の画期的な機能は、現在発表されているセンサ・ソリューションと比べ、10倍優れた信頼性を誇るという。

NPS 500製品の詳細
高精度に作られたNPSの次世代マルチモーダル・センサシステムは、各センサシステムの物理的な制約を克服する業界最先端の自動運転ソリューション。NPS 500は、LiDAR、レーダー、およびカメラの長所を組み合わせ、強化し、各技術を十分に活用するとともに、レベル4/5の自動運転における課題に対処する。 NPS 500は、レベル4/5の自動運転に重点を置き、緊密に統合された世界初のオールインワン型マルチモーダル・センサシステムとのこと。

機能:
●LiDAR:革新的なソリッドステート型MIMO-LiDARTMアーキテクチャが超解像技術と適応型マルチビームサーチにより、到達距離を2倍の500m以上に向上
●レーダー:新しいレーダー技術が、検出信頼性を10倍に向上、360°の視野を同期、他のレーダー信号の干渉への耐性を70倍に向上
●ソフトウェア:世界初のAI融合技術で「見えないものを予測」
●チップ:緊密に接続したカスタム信号処理チップのネットワークによりセンサデータを650 TB/秒で処理

特長:
●500m以上の到達距離 (@反射率10%)
●現在提供されているLidarと比べて反応時間が2倍向上
●センサデータの信頼性が大幅に向上
●障害物の先の人や物体を予測
●交差点に入る前に歩行者の動きを予測
●交差点に近づく動く物体を事前に検出
●過酷な環境、雑な運転、平坦でない地形においても、組み込み冗長性により高い信頼性を確保
●メンテナンスは少なくて済み、自動車メーカーは車が販売店を離れた後も信頼できるNPSセンサ
●最大100 FPSの適応型マルチビームスキャンで小さな動きも検出と追跡が可能
●障害物を透視
●短い市場投入期間
●高いコスト効果
●OEM顧客にとって低い資本的支出および運用費用

技術解説サイト(NPS):https://nps.ai/technology/