水龍堂、大田区産業振興協会の新製品・新技術コンクールで「奨励賞」

ROV(水中ドローン)メーカーである(株)水龍堂はこの度、公益財団法人 大田区産業振興協会主催の第35回新製品・新技術コンクールにて奨励賞を受賞した。

■受賞製品 汎用ROV「龍頭」
 ROV(Remotely Operated Vehicle、遠隔操作型無人潜水機)をプラットフォームとした水中可視化システム。

 従来のビデオカメラでは水中の濁りや暗闇などで十分な視野を確保できず、計測や作業などは困難を極めていた。本システムではROVにユーザの用途に応じたセンサを組み込むことにより、水中の可視化を実現した。これによりダムや港、河川などの水中インフラの点検を効率的に実施することができる。

 近年、高度経済成長期に建設したダム、や港などの港湾設備、橋梁、水道設備などの老朽化が深刻な問題となっている。また、少子高齢化により点検する技術者が不足しており、それを担うため「龍頭」が提供されている。  同社ではそれに加え、ROVのオペレータを育成する講習も実施している。

プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000096677.html