SEQSENSE、警備ロボットサービスに「倒れている人検知」と「消火器検知」を搭載

 SEQSENSE(株)は、警備ロボットサービスの一部として、体調不良者などを発見する「倒れている人検知」と消火器の有無や倒れている状態を自動判定する「消火器検知」の2つの新機能を2024年2月1日より正式リリースする。
 画像認識を駆使したこれらの機能は、警備現場で発生している異常を検知し、警備員にリアルタイムに通知する。これにより迅速な対応が可能となり、安全性の向上に寄与するという。

■背景
 ロボットが代替できる業務の中でも、建物全体をくまなく回り、決められた箇所を順々に目視する「巡回」は、異常や不審な点を早期に発見する重要な業務である。その一方で、巡回中の確認箇所は、建物の特徴によって異なり、またその広さにより無数に存在するため、人が対応すると非常に作業負担が高く、確認漏れも発生しやすい状況である。
 このような状況を受けて、巡回業務の中でも特に重要度が高く、頻度の高い確認項目を、お客様へのヒアリングを重ねながら洗い出した。その結果、今回「倒れている人検知」と「消火器検知」機能を新たに開発・搭載した。

■機能 ・倒れている人検知
 ロボットが稼働中に、体調不良やそのほかの事情で倒れている可能性のある方を自動で検知し、警備員に向けてアラートを発報する。この機能を利用することで、警備現場で発生した異常を発見しやすくなり、より迅速な対応をすることが可能になる。

・消火器検知
 ロボットが巡回中に、各消火器設置箇所で消火器の有無や、倒れている状態などを自動で判定する。異常を検知した際はロボット巡回時のレポート結果に反映することができる。この機能を利用することで、従来警備員による巡回の際に目視が必要だった消火器点検作業の大幅な効率化が期待される。

プレスリリースサイト(seqsense):https://www.seqsense.com/news/5p__-1kayd6v