近赤外蛍光樹脂による患部可視化(1) 高知大学医学部循環制御学 教授 佐藤 隆幸 1 はじめに 近赤外蛍光は、生体深部を可視化する”ひかり”として有用であることから、医療応用がすすんでいる。近赤外蛍光色素の一種インドシアニングリーン( […] 2020年03月03日 特集
赤外線で脳を観る fNIRSを使える研究ツールにするために(1) 中央大学理工学部人間総合理工学科 教授 檀 一平太 1.fNIRSとは? 光を頭の上から照らして,跳ね返ってきた光から脳の活動を読み取る-そんな夢のような方法がfNIRSである。省略なしの名称は,functional N […] 2020年03月03日 特集
エマルションからの香気放散挙動(2) 九州大学 大学院 教授 井倉 則之 4.異なる油相含有率のエマルションからの香気放散挙動 O/Wエマルションは前述のように、水相に油滴を分散させた系である。このとき、連続相である水相の粘度はそのエマルションの物性に大きく […] 2020年02月18日 特集
嗅覚センサとロボット(2) 東京農工大学 生物システム応用科学府 教授 石田 寛 3.匂い・ガス源を探索するロボットの研究動向 匂いやガスの発生源を探索するロボットの開発は、1990年頃に始まった。理論的にはガス濃度勾配をたどれば、ガス濃度が最大と […] 2020年02月18日 特集
においセンシングシステムの研究動向(2) 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 中本 高道 4.深層学習によるにおい印象予測 香りがどのような印象を持つかは、”甘い”、”さわやかな”のような記述子で表現され、各記 […] 2020年02月18日 特集
表面プラズモン共鳴センサを用いた超高感度匂い物質検知(2) 九州大学 大学院 准教授 小野寺 武 3.抗体 生物の免疫システムは自己と非自己を厳密に識別して異物を排除し、病気に対する抵抗力となっている。この生物の免疫システムの一部を担うのが抗体であり、分子量約15万のタンパク質で […] 2020年02月18日 特集
エマルションからの香気放散挙動(1) 九州大学 大学院 教授 井倉 則之 1. 香りとは ヒトが香りを感じるのは、香気化合物が鼻腔内の嗅覚受容体に結合し、その信号が脳へと送られることによる。脊椎動物の嗅覚受容体は、7回膜貫通構造を持つGタンパク質共役型受容体 […] 2020年02月04日 特集
においセンシングシステムの研究動向(1) 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 中本 高道 1.はじめに 現在、世界各地でにおいセンシングシステムの研究が進められている。においセンシングシステムはにおいの種類を識別したりにおい濃度を計測するもので、食品、飲料、 […] 2020年02月04日 特集
嗅覚センサとロボット(1) 東京農工大学 生物システム応用科学府 教授 石田 寛 1.はじめに 人間の視覚に相当するカメラを搭載したロボットは多数存在し、画像に捉えた人物を自動的に認識するなど、視覚を活用して様々な作業を行うことができる。人間の聴覚 […] 2020年02月04日 特集
表面プラズモン共鳴センサを用いた超高感度匂い物質検知(1) 九州大学 大学院 准教授 小野寺 武 1.はじめに 匂いは生物が嗅覚で感じる感覚であり、センサは五感で得られる情報を代わりに取得するデバイスである。鋭い嗅覚を持つ動物にはイヌやゾウなどがある。イヌは、嗅覚を活かして、警察 […] 2020年02月04日 特集