SSC、温度監視の導入負担を軽減する「温度異常監視ユニット」開発

エスエスシー(株)は温度異常監視ユニット「Thermal Watcher(仮)」の開発に着手したと発表した。

【開発の経緯】
本製品は、制御盤内の端子ゆるみによる異常発熱を検知し火災や事故を未然に防ぐためのユニットを低コストで導入したいという顧客ニーズにより開発に着手した。
また、広いエリアの温度監視を手軽に導入できることから、制御盤での使用に限らず様々な用途で使用できる製品を目指している。
同社は、本製品の開発によりユーザーにかかる非接触温度センサの導入負担を減らし、温度監視に関する様々な問題解決を実現できると考えている。

【本製品の特徴】
本製品は、センサとコントローラに分かれており、広いエリアの温度計測と異常監視を同時におこなう非接触型の温度監視ユニットである。
センサは、サーモパイルアレイセンサを使用しており、視野内(縦横90度)を 32×32分割した温度情報が出力されコントローラに送られる。また、筐体に搭載のマグネットにより簡単に設置が可能。
コントローラは、1台に複数のセンサが接続可能で、各センサの最高温度が設定した閾値を越えていないかを判断し、異常時にはアラーム出力する。また、各センサの温度情報はModbus RTU通信で出力され、PLCやPC等の上位機器との接続も考慮されている。

【製品概要】
 製品名:温度異常監視ユニット Thermal Watcher
 型 番:センサー   SSW32-01
     コントローラ SRW-100
 価 格:オープン価格
 発売日:2024年夏を予定
 ※製品概要は開発途中の内容であり変更される可能性あり。

【本件に関するお問い合わせ】
会社名:エスエスシー(株)
担当者:営業部 渡辺
TEL:0594-33-3080
E-Mail:info@ssc-inc.jp
URL:https://www.ssc-inc.jp