センシングに関わる『海洋産業技術』その1
日本は周囲を海に囲まれ、EEZ(排他的経済水域)は世界で6番目の広さを有している。しかしその海を有効活用する事は昔からの課題でありながらその進みは遅いと言える。近年になって洋上風力発電、海底資源、海底CO2固定などで海に関する注目度は高まってきている。この10年間はSIPとして研究プロジェクトが継続しており、政府も本年度から内閣府を中心に検討を開始、2030年産業化を目指した「AUVプラットフォーム」活動が開始された。この様な背景から、センサイトとしても海洋産業・海洋技術に関する動向を広く広報、今後の海洋産業育成の役に立つべく「海洋産業」の連載を開始する。
今月は その初刊号として内閣府の動き、海洋計測技術の実際について専門の方々に執筆いただく。来月は海洋ロボットの特集、その後は順次海洋関係の情報ニュースなどを連続掲載していく予定である。
※読者各位からのご要望などをお受けしておりますのでご意見などお送りください。
センサイト編集部