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新型ドローン「Next」シリーズによる次世代の橋梁点検手法の実証実験を実施

日本アジアグループ株式会社傘下の国際航業株式会社(以下「国際航業」)と、株式会社エアロネクスト (以下「エアロネクスト 」)は、エアロネクストの新型ドローン「Next INDUSTRY™」を活用した次世代の橋梁点検手法の実証実験を実施した。

橋梁点検は、国が定める統一的な基準により、5年に1度、近接目視による点検を行うことが定められている。今後、この点検サイクルを継続していくためには、管理橋梁数が膨大であることによる財政負担の軽減、作業者の経験値・技術力に左右されない、品質の均質化が求められて来るであろう。このような橋梁インフラの安心・安全を継続的に確保していくための課題解決には、ドローン等を活用した点検業務の効率化が必須となる。

本実証実験では、エアロネクストが持つ独自重心制御技術4D Gravity™を搭載したドローン「Next INDUSTRY™」により、機体とカメラやセンサーなどの搭載物の物理的な距離を確保し、従来のドローンでは難しかった対象物への接近や狭い空間への侵入、橋梁現場での安定飛行を実現した。今後は搭載物の重量が機体の飛行に影響を与えない4D Gravity™の利点を最大限に活かして、橋梁点検専用Next INDUSTRY™には24時間飛行を実現する地上給電システムを採用する予定とのこと。

インフラ整備の豊富な実績を持つ国際航業とエアロネクストは、橋梁点検専用Next INDUSTRY™の実用化に向けて、非GPS環境下で自律飛行が可能な制御プログラムを搭載した実用機体を開発し、点検業務の効率化とコスト削減を両立するドローンの本格的な活用を目指すという。


ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000032193.html

NVIDIA CEO ジェンスン フアン、ロボティクス、AI、自動運転のための 新機能を発表

NVIDIAの創業者/CEO のJensen Huang(ジェンスン フアン) は、ここ日本で 9 月 13 日より開催される、NVIDIA の第 10 回 GPU テクノロジ カンファレンス (GTC) ジャパンにおいて、ロボティクス、AI および 自動運転に焦点を当てた基調講演を行う。ジェンスン フアンは、当社の Turing ベースの新しい GPU と、ゲームからデータセンター推論に至る、その多様な用途を日本において紹介する。 グランドプリンスホテル新高輪で開催される、この 2 日間のイベントには、5,000 人以上のエグゼクティブや開発者、ロボティクスの専門家、データ サイエンティスト、メディア関係者が出席すると予想されており、フアンの基調講演に加えて、イベントでは、130 以上の講演が行われるほか、展示ホールでは 75 の展示があり、さらに NVIDIA の認定インストラクターによるディープラーニングおよびロボティクスのハンズオン ラボが予定されている。

東京大学 特認准教授、日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊氏、早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 表現工学科の尾形哲也教授、Google Developer Advocate、Google Cloud の佐藤一憲氏といった、トップクラスのデータ サイエンティストや AI エキスパートや、オートデスクやフェイスブック、富士フイルムメディカル、ホンダ、IBM、小松製作所、三菱自動車、ソニー、スバルのリーダーたち、衆議院議員、ならびに理化学研究所計算科学研究センターが、技術についての講演を行う。

また、キヤノンやNTTコミュニケーションズ、パナソニック、ソニー、オラクル、ピュア ストレージ、ネットアップを含む、およそ 75 の企業が、展示ホールで最新テクノロジの展示およびデモを行う。NVIDIA は、RTX テクノロジを利用して、Turing ベースの GPU でリアルタイム レイ トレーシングのデモを日本で初めて行う。NVIDIA はさらに、Kubernetes の AI 推論アプリケーション、自律走行車開発プラットフォームである NVIDIA DRIVE 、医療画像診断の Project Clara、NVIDIA Jetson プラットフォームを使った自律動作マシン、ならびにコラボレーティブ VR のプラットフォームである Holodeck を展示。

日本でもっとも前途有望な AI スタートアップを率いる 8 社が、それぞれのテクノロジについてのショート プレゼンテーションを行う。これらの会社は、ロボティクス、ドライバー支援、がんの発見、事業プロセス最適化およびデータベース分析などの分野を専門としている。

詳細および登録は、GTC Japan のウェブサイト https://www.nvidia.com/ja-jp/gtc/

ニュースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000012662.html

AI予測+IoTで下水処理場を省エネ化 流入水量予測+アンモニアセンサ


日新電機(株)は8月23日、アンモニアセンサを用いて下水処理場のアンモニア性窒素濃度などを計測し制御する技術と、晴天日に下水処理場の流入水量などをIoTで予測する技術を、連結子会社の日新システムズ(同)が2018年3月に開発・確立したと発表した。

これらの技術は日本下水道事業団との共同研究で開発された。これにより、従来は運転員の経験と勘で制御していた下水処理の風量を、自動的に適正に保つことが可能になり、下水処理場の省エネルギー化が可能になった。日新電機はこのシステムを導入するメリットを次のように説明している。
◇晴天日の従来運転で比較した場合15%程度の風量削減が期待でき、送風機にかかる電気代が削減できる。
◇流入水量などを予測し揚水ポンプの運転計画が作成されるため経験の少ない運転員の作業負担が軽減されることで、下水処理場の維持管理の効率化を図ることができる。

同技術・システムの特長は下記の通り。
「アンモニアセンサによる制御、AIによる流入水量予測」
1.アンモニアセンサを用いた制御と、晴天日における流入水量などを統計的手法で予測する、共同開発技術を実装
下水処理場では、水を浄化するために、多くの風量(電力で送風)を使用しているが、前述のように運転員の経験と勘で制御していたため、浄化のための適正な風量を制御できないという課題があった。同システムではアンモニアセンサで汚水を連続計測することで、適正な風量で制御することができ、処理水質を維持したまま省エネルギー化することができる。
過去の水処理運転の実績データと気象予報データから流入水量などを予測することで、揚水ポンプの最適運転により流入水量などを平準化させ、維持管理の効率化を達成する技術を開発した。

2.日新電機が独自に開発した、雨天日における流入水量をAIで予測する技術
雨天日、下水処理場の流入水量は降雨の影響を受け、維持管理業務が困難になるという課題があった。これがAIを用いて過去の実績データや気象データから流入水量を予測することが可能となり、雨天日でも維持管理の効率化を実現した。

ニュースサイト:https://www.kankyo-business.jp/news/021032.php

―センサイト コラム(3)― 「センサとダイアモンド」

―センサイト コラム(3)―
「センサとダイアモンド」

(一社)次世代センサ協議会
常務理事 島田 芳夫

IoT社会の進展とともにセンサに関する期待と要望が高まってきている。社会システムの多様化が進む中でセンサに対する高度な機能要求が増え、ある意味の [顧客満足度]である[社会対応満足度]が必須となってきている。これに伴いセンサの高機能・高付加価値化の動きが一気に高まってきた。ここで言う高付加価値とはセンサの価格ではなくセンサが担う機能の価値が高まることである。

一方同じように価値(この場合は価格)が高い対象として[ダイアモンド]がある。ダイアモンドを温度あるいは圧力センサとしての機能を使う事もあるが、主な価値は宝飾としての光り輝く価値である。カラット単位での小粒ではあるがその輝きと価値は時代を超えて人を引き付けるものがある。

振り返ってセンサをみると、MEMS技術の普及により小型化され機能の複合化が実現、最近はトリリオンセンサとして巨大な量のセンサが社会システムに使われるべく提案がなされている。これによって個々のセンサとしてはダイアモンド並みに米粒大の小型であってもその担うべき機能はダイアモンドとは異なる輝きを放つことになる。

MEMSセンサとダイアモンドと言う異次元の機能と価値を有する物であるが、前者が社会システムへの適応による人間の幸福度及び満足度を追求する物であるが、後者はそれ自身が放つ輝きによって人間の幸福度及び満足度を追求するものである。 これからのセンサは[ダイアモンドと同じ大きさにして、ダイアモンドより高付加価値なもの]へと追及していきたいと考えている。この実現に向けてセンサの保有すべき機能を明確にし、センサ開発の事前検討から設計・開発段階、さらには社会システムへ実装事項などの明確化を進めるガイドラインを作成する必要があると感じている。

センサを研究開発および事業する方々には[ダイアモンドと同じ大きさにして、ダイアモンドより高付加価値なセンサを目指す]を頭の一角に置き、ダイアモンドに負けない輝きを持ち永遠に光り輝く技術及び製品開発を目指してほしいと願っている。

SEMITEC フィリピンの工場を拡張

【フィリピン】SEMITEC(東京都墨田区)はセンサ素子などを製造するフィリピン子会社SEMITECエレクトロニクス・フィリピンの工場を拡張する。
 マニラ郊外の工業団地カビテ・エコノミック・ゾーンの工場建物を225万ドルで取得。血糖値測定器向けセンサーの需要増や中国子会社から移管した自動車向け等センサアッセンブリの増産に対応する。

ニュースサイト:http://www.newsclip.be/article/2018/08/26/37367.html

サイバーセキュリティ市場は2018年に10倍以上の急成長をする

米国の統計サイトの記事によれば、2018年のサイバー空間でのセキュリティ事業は、2017年の100億ドルから、10倍以上の1200億ドルの売上になるだろう、という。特に、「サイバーセキュリティサービス事業」の伸びが著しい、とのこと。

スマート・ブレスレットを使ってみました

写真には、ムサい男の腕が映っていて、今ひとつかもしれませんが、あえて腕に注目せず、その腕についているものに注目していただきたい(それでも気になる方は、写真を見なくてもいいですが)。これが今流行の「スマート・ブレスレット」である。スマートウォッチに似ているが、また、実際にオマケとしてスマートウォッチの機能もあるのだが、この「スマートブレスレット」が巷で大流行している。最近はで家電量販店などで「fitibit」が有名なのだが、そのfitbitの流行にあやかり、既にAmazonなどでは中国製のものが1000円台から売られている。秋葉原などでも3千円くらいで売っている。機能は、「血圧測定」「血中酸素濃度測定」「呼吸数測定」「脈拍測定」「疲労度測定」「万歩計」「運動量計」「睡眠判定」などがあり、それに加えて、通常の時計機能もある。時計は、普段は「消灯」しており、時計を参照するしぐさを感知し、そのときだけ、時計の表示が行われる。当然ながら、測定のために各種の「センサー」が中に入っていて、スマートフォンにダウンロードしたアプリとBluetoothで接続し、各種測定値のログを取得することもできる。また、アプリによっては、アプリの供給元が提供するクラウドのサーバーシステムに各種測定値を数年にわたって記憶し、いつでも呼び出すことができたり、健康状態にアラームを出してくれるサービスも付加できるものもある。血圧測定は血流を測定するもので、市販の血圧計のような「圧迫」を伴わない。実際に使って正式な血圧計と比べると、ほぼ正確なようだ。会議の最中に誰にも気づかれず血圧を測定する、ということも可能だ。しかしながら、日本国内での販売には、「肌にふれる電子機器」であるため、正式な販売には厚生労働省の許可が必要。Amazonなどでの販売はあくまで「並行輸入品」という扱いだ。日本国内ではfitbitが火をつけたこの製品、続々と新製品が日本に流れ込んでいる。センサイト的には、非常に興味ある製品ではないだろうか?

光センサーの基礎と今後の応用展開(4)

NPO日本フォトニクス協議会理事 公益社団法人応用物理学会微小光学研究会事務局長
小椋行夫

5.光センサーの応用 6)

本文の中で何度か記しているが光センサーはありとあらゆるところに設置されている。ここではいくつか紹介する。

1)家庭内などの身近な機器への利用
現代の家屋の中では電気製品、電子機器が多数使用されている。その多くの機器、装置には光センサーが搭載されている。主に赤外線のセンサーである。たとえはテレビ、オーディオ機器、照明機器、エアコンなどに搭載されている。

2)ATM、券売機
家庭内でなくても一歩家を出れば我々の生活のいたるところで光センサーは使われている。例えば、現金自動預け払い機(ATM)ではカード検知、紙幣検知、内部機構検知で光センサーが活躍しているし、釣銭機ではカード検知、硬貨検知に使われている。券売機では硬貨検知、切符検知、紙幣検知などで光センサーが使用されている。

3)オートフォーカス(AF)
センサーの分類でも記したが三角測距方式のオートフォーカスには光センサーが使われている。オートフォーカスの方式は主に被写体輝度を一次元CCD(電荷結合素子)又はCMOS(相補型金属酸化膜半導体)センサーで、位相差検出にてAFを実現するパッシブ方式と、赤外LEDを被写体に向けて投光し、その反射光を位置検出用受光素子で受光することで三角測距を行うアクティブ方式の2通りがある。

4)果実糖度検査
果物類の糖度検査にも光センサーが使われている。果実を傷つけず糖度が測定できるので需要が増えている。この光センサー選果機は果実非破壊品質測定装置とも呼ばれ、果汁の中に溶けている糖分や酸の成分が多いほど光の屈折率が大きくなるという原理を応用して糖度を測定している。リンゴの糖度・酸度・果実内部検査でも使用されている。

5)屋内人感センサー 7)
ロッカー、化粧室、トイレなどに入ると人感センサーのより照明が点灯する。人のいないときは照明を消しており省エネに大変貢献している光センサーである。

6)天文学への応用 3)
画像を記録する手段として古くは写真乾板に天体画像を記録していたが、1990年台には電荷結合素子(CCD)が使われるようになった。

6.おわりに

光センサーについて簡単に概観した。光センサーは毎日使用しているテレビやオーディオ機器から宇宙観測装置まであらゆるところで活躍している。このように多くの場所、装置に搭載さえている大きな技術的要因は受光素子よりもむしろ光源側であるLEDの発展によるものが大きいのではないかと思われる。1962年に赤色LEDが発明されて以来、周知のとおりLEDの発展は素晴らしい。この光源側の進歩がなければ今日のようにあらゆるところで光センサーが利用されるには至らなかったのではないか。言うまでもなく受光素子である半導体デバイスの進歩も素晴らしい。今後のIoT化、ロボット化に向けて更なる需要拡大は明白であり、低価格化、小型化、高性能化に向けて進歩が続くであろう。そしてより快適で安心・安全な生活に大きく寄与してくれることを期待してやまない。

参考文献

3) フリー百科事典「光検出器」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%A4%9C%E5%87%BA%E5%99%A8

4) 光電センサー技術解説 オムロン技術資料(https://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/43/2/

5) 太陽電池 谷辰夫編 パワー社 (2008)

6) 多彩な用途に広がる光センサ 東芝レビュー Vol.55 No.1 (2000)

7) ここまでできる「センサ応用照明システムの現状と課題」加藤潤一、入江吉治、照明学 会誌、第80巻、第6号(1996)

無駄開き抑制自動ドアセンサ 「e スムースセンサー」、しが発低炭素ブランドに認定






「e スムースセンサー」

一般的な自動ドアセンサーは、センサーで人を検知するとドアの開閉を制御するが、人通りの多い場所ではドアは開きっぱなしとなる。ドアが開いたままでは、建物の空調効率は大きく損なわれる。ニューヨークや韓国では、エアコンを稼働中に通りに面する扉を開けたままにすることを禁止する法案が整備されるなど、この影響は小さくない。

今回認定を受けたオプテックス(株)の「e スムースセンサー」は、センサーと画像技術を用いた業界初の自動ドアセンサーで、人の歩く速度や進む方向を読み取り、歩く速度に合わせて最適なタイミングでドアを開閉させ、安全で快適な通行をサポートする。さらに、自動ドアの前を通行者が横切るだけではドアは開かないため、「無駄開き」や「開放時間」が削減でき、施設や店舗の空調効率の向上や電力量の削減といった省エネを実現する。従来の自動ドアセンサーに比べ、空気侵入ロスによる電力消費量を約30%削減することができるという。


ニュースリリースサイト:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000012195.html

村田製作所/50億円かけ フィンランドにセンサ製造の新工場建設

完成予想図











 村田製作所は8月20日、開発・生産子会社であるMurata Electronics Oyが、MEMSセンサ(微小電気機械システムをベースにしたセンサ)の生産能力を拡大するためにフィンランドのヴァンターに新工場を建設すると発表した。 ムラタがフィンランドで製造するMEMSセンサは、自動車の安全運転支援システムや心臓ペースメーカーなどの用途に用いられている。

Murata Electronics Oyはこれまで駐車場として利用していた土地を活用し、総投資額50億円、約1万6000m2(延床面積)の新生産棟を建設し、2019年末の完成を目指す。

■新生産棟の概要
規模:地上5階
建設予定地:Murata Electronics Oy 駐車場エリア
延床面積:1万6000m2
総投資額:50億円(建物のみ)

ニュースサイト:https://lnews.jp/2018/08/k082014.html