Rist、カメラとAIで水質管理を行う「Deep Inspection Liquid」をリリース

(株)Ristは、人工知能技術であるDeep Learningを用いてカメラから取得される画像やセンサ情報を元に水質処理施設の状態監視を行う「Deep Inspection Liquid」の提供を開始した。

[ 水処理施設の重要性とDeep Inspection Liquid ]
水は人の生活に欠かせないとともに、限りある資源である水は再利用する取り組みも非常に重要である。 例えば利用後の汚れた水を浄化し再利用する水処理施設では、その水質の検査に化学的なセンサや薬品を用いるだけでなく、目視による状態の監視などを行なっている。 一方で近年の少子高齢化に伴い、国内の水処理施設では人不足が課題の一つとして挙げられており、この目視検査の自動化は非常に重要な課題であった。

Ristは、AIを用いた画像検査技術を有しており、これまでに製造業と医療分野で目視検査の自動化に取り組んで来た。 それに伴い、近年水処理施設の検査自動化のニーズが増していることから、水処理施設の状態検査に特化した「Deep Inspection Liquid」の提供を開始した。 このサービスでは、定点カメラを置くことで水処理施設の水質の異常(浮遊物や泡の発生、色味の変化など)をリアルタイムに検知することを目指しているという。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000023649.html