マウザー、STの最新BLEセンサ開発キットの取り扱い開始

ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス(以下: マウザー)は、STマイクロエレクトロニクス(以下: ST)社のSTEVAL-BCN002V1B BlueNRGセンサノード開発キットの取り扱いを開始した。
この開発キットは、IoT(モノのインターネット)アプリケーション開発に向けて、BlueNRG-TileマルチセンサボードとSTEVAL-BCN002V1Dプログラミングボードを含んでいるとのこと。

マウザーより購入可能な、ST STEVAL-BCN002V1B BlueNRG-Tile開発キットは、Arm Cortex-M0コア内蔵のシステムオンチップ(SoC)BlueNRG-2をベースとした、コインサイズのセンサノードBlueNRG-Tile を中心に構築されている。BlueNRG-2は低消費電力SoCで、リモートモニタリングおよびセンシング用途に向けてBluetooth Low Energy 5.0に対応し、スマート農業、サプライチェーンマネジメント、スマートホーム、産業用などのアプリケーションに最適だという。

汎用的なBlueNRG-Tileマルチセンサボードには、地磁気センサ、ジャイロセンサ、加速度センサ、大気圧センサ、温湿度センサ、MEMSマイクロフォン、ToF測距センサなどを含む、包括的な超低電力センサポートフォリオが含まれ、MEMSセンサアルゴリズムは、9軸センサフュージョンとイベント検出を可能にする。STEVAL-BCN002V1Dアダプタボードは、USB経由で駆動し、センサボードのプログラミングとデバッギングを可能にするとしている。

STEVAL-BCN002V1B開発キットには、すぐ使用できるサンプルコードやVoice-over-BLEのコードなどを含むソフトウェア開発キット(SDK)が提供されている。この包括的なリソースにより、開発者は、想像力に富んだIoTアプリケーションの開発に向けて、設計、デバッグ、試作を迅速に開始することができるとのこと。詳細については、www.mouser.com/stm-steval-bcn002v1bを参照。

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