パナソニック(株)(以下、パナソニック)は、機能向上した新型HOSPI(ホスピー)、ならびにサイネージを3面搭載した「HOSPI Signage(サイネージ)」の受注を開始する。また、搬送容量を拡大した「HOSPI Cargo(カーゴ)」についても、 2019年7月より受注を開始する予定とのこと。
パナソニックは、病院内の薬剤や検体を人手に替わって、自動で搬送する「病院内自律搬送ロボットHOSPI」の販売を2013年10月より開始し、国内4病院、海外1病院に導入してきた。今回、機能向上した新型HOSPIに加え、これらの病院導入実績などで培ってきた自律移動技術をベースに、新たな移動型の情報提供手段として、サイネージ搭載HOSPIを開発した。移動型サイネージでは固定型サイネージに比べ視認率もアップする実証結果が出ており、更なる注意喚起や宣伝効果が期待できる。今後想定されるインバウンド増加に伴い、空港やショッピングセンターなど、案内や告知が必要な公共空間での利用をターゲットにしている。また、搬送ロボットについても、搬送効率の向上を目指し、現行HOSPIの機能拡張、及び搬送容量をアップした「HOSPI Cargo」をラインナップする事で、利用者の多様なニーズに対応していくという。
<主な特長>
1. 27型FHD LCDパネルを最大3面搭載。自己位置情報よりコンテンツ切換可能(HOSPI Signage)
2. 搬送容量大幅アップ(HOSPI Cargo)と巡回機能(全システム)を搭載し、搬送効率を向上
3. 後方センサー搭載により走行安定性を向上(全システム)
<追加オプション機能>
遠隔操作機能、遠隔コミュニケーション機能(TV会議システム搭載)、顔振向き機能
・HOSPIはパナソニック株式会社の登録商標です。
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003461.000003442.html