オプテックス株式会社(以下、オプテックス)は、観光地、ショッピングモール、イベント会場、ロードサイド店舗などに併設する駐車場の満空情報を可視化するワイヤレス満空管理システムを、十分な実証実験後の2019年秋に発売すると発表した。
「駐車場全体の満空」や「具体的な空き車室」の情報は、ドライバーの利便性を向上するとともに、施設駐車場の交通誘導員のスムースな誘導につながり、また渋滞や混雑の緩和、集客機会を逃さない施設運営をサポートすることが可能となるという。
特長は以下の通り
既存駐車場でも一時的な駐車場でも簡単・後付け設置が可能
1.無線通信モジュールを搭載した車両検知センサーを地面に直接アンカーや接着剤で固定し、ワイヤレスゲートウェイと通信することで車両の有無情報を入手。
◇アスファルト、コンクリート、舗装していない砕石敷きなど、さまざまな路面環境でも設置・固定することができる。
※満空表示灯、誘導灯への接続は有線
2.車両検知センサーは電池駆動のため、配線工事が不要。
電池寿命は約5年なので、頻繁なメンテナンスは必要なし。また電池交換が可能なことで機器交換コストを削減できる。
3.各車室に設置するセンサーからの信号は、ゾーン別にワイヤレスゲートウェイに送信できるためエリア(ブロック)やフロアごとに満空情報を入手・表示させることができる。
4.コインパーキング用車両検知センサーの開発経験と導入実績を生かして、特に屋外環境における耐環境性能を重視した設計となっている。
解説サイト(オプテックス):
http://www.optex.co.jp/parking/app_parking/index.html