LiDAR用途向け小型高出力パルスファイバーレーザ KULT K31シリーズ

パルスファイバーレーザKULT K31シリーズは、DFB半導体レーザの出力を希土類(Er)添加光ファイバーにて増幅するMOPA構成のパルスファイバーレーザ。200W以上の尖頭出力をM2 値1.1以下のシングルモードで得られることにより一般的に半導体レーザと比較して測定レンジで10倍、分解能で50倍の性能を得ることが可能である。
このような特長を生かすことでより高層からのより高領域、より高分解能なリモートセンシングが可能になるが、一方でK31シリーズは60mmX 60mm厚さ15mm、重量100g程の小型なプラットフォームを採用しているので、ドローンなどに搭載して使用することも可能となっている。

【技術の特長】
アイセーフ波長、高出力、高ビーム品質 → 遠距離走査
高パルス繰り返し → データ収集高速化
短パルス  → 距離測定精度の向上
狭スペクトル  → センシング精度の向上
(フィルターによる迷光、太陽光の遮断可)

【主な応用範囲】
LiDAR用途
・レンジファインダー
・3Dスキャニング
・マッピング

【主な仕様】
動作波長 1550+/-3nm
パルスエネルギー 3uJ0.1uJ
ピーク出力 750W200W
平均出力 108mW100mW
パルス繰り返し周波数 36kHz1MHz
パルス幅 4ns0.5ns
出力ファイバー SMF/PANDA
偏光 ランダム偏光/直線偏光(消光比17dB)
M2 <1.1
出力端 FC/APC、フェルールAPC、コリメータ
消費電力 <4W
制御インターフェイス アナログ
寸法 60mmx60mmx15mm
重量(本体) <100g
動作温度範囲(ケース温度) 0~50℃(オプション -35~65℃)
保存温度 -40~85℃

*注記:より高出力のモデルや他波長(1995nm、1064nm、 532nm、266nm)モデルも提供可能。

【問合せ先】
ルミバード・ジャパン株式会社
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