2019年1月23日(水)と1月24日(木)の両日、東京ビッグサイト西3、4ホールにて介護・医療・ヘルスケア関係者のための展示商談会「ケアショー・ジャパン2019」が開かれた。今回見学する機会を得たので、簡単なレポートをお届けする。
全体はメディケアフーズ展、介護産業展、保険サービス展、統合医療展、ヘルスケアITの5つの展示会から構成されており、約300社の出展、来場者数は14,517名(事務局発表・併催展含む)の規模で開催された。
今後も進んでいく高齢化社会に対応したビジネスであるので、出展各社の力の入れ方が感じられ、来場者も関心ある部分は熱心に質問をしている展示会となっていた。
なかでも「ヘルスケアIT」のゾーンに関してはセンサを利用した製品・サービスが多く、このゾーン全体を見渡したところ、やはりスマートフォンを使ったサービスが多かったようだ。一般に知られていて、イメージとしては関連が無いような企業もヘルスケア技術には一枚噛んでおきたいとの意図があるのが見えた。
それではいくつかの展示ブースを紹介していこう。
・ヤフー(株)はゲノム解析(遺伝子検査)キット「Health Data Lab」の案内をしており、唾液を送って、遺伝子を調べ、同じ形の遺伝子の特徴から病気のリスクや体質を予測するサービスを展示していた。
https://health.yahoo.co.jp/
・(株)ナビタイムジャパンでは、「ウォーキングNAVITEME-ALKOO-」というアプリで歩数・距離・消費カロリー等を管理、散歩コースを提案するサービスの展示。
http://products.navitime.co.jp/service/alkoo/
次週へつづく―