釣りでもIoTセンサの実証実験

(株)スマートルアーは、水中環境やルアー(疑似餌)のアクションをセンサーで計測できる世界初のIoTルアー「スマートルアーα」を完成させ、屋外環境での実証実験を開始した。現在、2019年のIoTルアー発売に向け、複数のルアーメーカーと協議を進めているという。

スマートルアーは、水中環境や気象条件、釣り人の行動をビッグデータ化し、釣り人向け情報サービスを提供するスタートアップ。詳細な釣り関連データを自動的に生成、記録し、得られたデータを分析して「どのような釣り方をすれば釣果が上がりやすいか」といった情報提供を行っていく(2017年10月、特許出願済み)。

「スマートルアーα」は、市販ルアーをモデルに、形状や重さをほぼ同じにした試作品である。自然湖や実験水槽でのテストで加速度や温度、照度などを計測しており、従来は高速度カメラのような特殊な機材がなければ確認できなかったルアーの詳細な動きをデータ化するなどの成果を挙げている。「スマートルアーα」に搭載しているセンサーモジュールは、低コストでの調達・製造が可能な汎用パーツを使用し、自社開発しているとのこと。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000033750.html