ugo(株)〔ユーゴー〕が開発を手掛ける業務DXロボット「ugo」(ユーゴー)が、経済産業省(幹事)、一般社団法人日本機械工業連合会(幹事)、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省共催の第11回ロボット大賞において、優秀賞(ビジネス・社会実装部門)を受賞した。
ロボット大賞は、日本のロボット技術の発展やロボット活用の拡大等を促すため、特に優れたロボットや部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度で、今回が11回目の開催となる。
今回の受賞では、「アナログ計器の読み取りなどの機能を備え、既存設備を変更することなく従来の人間の業務を確実に代替している。ハードウェア、ソフトウェア、運用プラットフォームを自社で一貫して開発し、ユーザのニーズに応じたソリューションを提供する点で独自性がある。出荷開始から3年弱で累計出荷台数は200台を超え、2023年にはマーケットシェア1位(54%)を獲得。今後は介護現場や医療施設、通信基地局やデータセンターなどでの活用が期待されており、国内外でのさらなる展開も計画されている。」と、人の業務の代替や一貫した開発スタイルと独自性、今後の普及の可能性などを高く評価された。
●業務DXロボット「ugo」(ユーゴー)
“ugo” は、遠隔操作とAI⾃動モードのハイブリッド制御を採⽤した業務DXロボットである。
オフィスビルや商業施設の警備用途やメーター点検を行うロボットとして、「ugo Pro」「ugo Ex」「ugo mini」の3つのモデルを提供している。「ugo Pro」は、2本のアームと表情豊かな顔ディスプレイを備えており、エレベーターの操作によるフロア移動に優れた機能を持っている。「ugo Ex」はユーザー自身によるカスタマイズが可能で、多様なセンサやカメラを追加することができる。「ugo mini」はコンパクトで機動性が高く、狭い空間での点検作業に適している。
さらに、ロボットアームを活用したエレベーターのボタン操作や、AIを用いた障害物チェック機能を搭載しており、安全性と信頼性を高めているという。
プレスリリースサイト(ugo):https://ugo.plus/news/2024/09/11/20240911_therobotaward/