岡山大とテクニスコ,「超薄膜型白金水素センサ」の開発が令和6年度Go-Tech事業に採択

岡山大学と(株)テクニスコが共同で開発・商品化を進めている超薄膜型白金水素センサの開発案件が、令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の採択テーマに選出された。

******以下、経済産業省中国経済産業局のリリースから抜粋******

■計画名
常温動作・低消費電力により水素社会の安全安心を実現する超薄膜型白金水素センサの開発

■研究概要
2050年のカーボンニュートラルに向け水素利活用が進められおり、安全で低コスト・低電力な水素センサが要望されている。当社グループは、加熱を必要としない世界初の超薄膜白金による常温・超低電力水素検知技術を基に、-40~100℃の自動車環境下においても高い性能、信頼性を実現するデバイス構造、防水技術、環境温度補償技術を開発し、10年以上使用可能な高い信頼性と、水素社会に向けた安全・安心を実現する

******抜粋以上******

 Go-Tech事業のテーマ採択は、応募のハードルをクリアした申請10件のうち4件が採択という難易度の高いものである。
 当プロジェクトには、アドバイザー企業として、マツダ(株)、岩谷産業(株)、ヤンマーエネルギーシステム(株)らに加わって貰い、量産化の観点などからアドバイスを貰う予定をしている。

〇計画名
 常温動作・低消費電力により水素社会の安全安心を実現する超薄膜型白金水素センサの開発

〇研究概要
 2050年のカーボンニュートラルに向け水素利活用が進められおり、安全で低コスト・低電力な水素センサが要望されている。当社グループは、加熱を必要としない世界初の超薄膜白金による常温・超低電力水素検知技術を基に、-40~100℃の自動車環境下においても高い性能、信頼性を実現するデバイス構造、防水技術、環境温度補償技術を開発し、10年以上使用可能な高い信頼性と、水素社会に向けた安全・安心を実現する。

〇本学担当教員
 岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 先端医用電子工学研究室 教授 紀和利彦

プレスリリースサイト(okayama-u.ac):https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id13232.html