フリアー、交通データを統合し、効率的な管理と意思決定を実現するCascadeソフトウェア

 フリアーシステムズ(株)は、最大300台のFLIRトラフィック検知器から得られる未加工の交通データ、事故記録、道路アラートを実用的なインサイト(洞察)に変換するソフトウェア「FLIR Cascade」を発表した。フリアーシステムズの統一されたアプローチにより、交通管理者は、歩行者、自転車利用者、ドライバーの安全性を向上させつつ車両を走行させるために、より迅速で、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができるという。

 現在設置されている主要なトラフィック管理プラットフォームと相互運用できるように設計されたCascadeのオープン・インフラストラクチャー・アプローチは、監視制御およびデータ取得(SCADA)システム、ビデオ管理システム(VMS)、その他の交通管理ソフトウェアなどの必要不可欠なプラグインを活用する。Cascadeでは、交通管理者や救急隊員が素早く確認できるように、インシデントの高解像度ビデオクリップを簡単に表示できる。また担当者は、Cascade内でカスタムフィルターやカスタムアラートを生成することが可能で、交通状況の管理や道路緊急事態への対応を効率化し、意思決定サポートを強化する。

 FLIR Cascadeは、オンプレミスのソリューションとしても、PCやウェブブラウザからネットワーク接続経由でアクセスできるクラウドソリューションとしてもライセンスが提供され、交通管理者のニーズやあらゆる規模の既存のシステムインフラに適合するために必要となる柔軟性を備えている。包括的なビデオ管理のために、Cascadeは専用のUVMSプラグインを介してFLIR United VMSとシームレスに統合し、一体感のある効果的なソリューションを実現する。

プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000027932.html