KONA Iと IDEX Biometrics 指紋認証機能付きメタルカード日本国内導入に向け協業

 KONA I とIDEX Biometricsは、日本における、EMV決済向けの指紋センサを内蔵したカードおよび社員証や学生証などのIDカードの市場導入を目指して提携する。日本市場では、クレジットカードの不正使用は前年比30%増の2億9400万米ドルとされ、複数の印刷会社、フィンテック企業、カード会社、銀行、システム会社などが生体認証を使ったソリューション、特に指紋センサを内蔵した金属製カードに強い関心を示している。KONA Iは、2024年後半の市場導入を目指す。

 政府、官公庁、金融業界、および民間企業の間で高まるサイバーセキュリティの脅威に対するソリューションの需要に応えるため、KONA I社とIDEX Biometrics社は、最先端の安全な生体認証決済及びIDカードソリューションを市場に導入する。両社のスマートカードプラットフォームは、デジタルセキュリティに特化したエンドツーエンド認証プラットフォームを市場に提供する。また、EMV, FIDO2などの標準プロトコルに対応し、生体認証決済カードとの互換性を担保する。その結果、優れた顧客体験とセキュリティの提供を実現する。

 特に日本を含むアジアは、非接触型決済の普及率が高く、決済業界における指紋生体認証のイノベーションをリードしている。 日本ではクレジットカードがキャッシュレス決済の代表的な手段であり、年間成長率8%で成長し、2028年には8,700億ドルに達すると予測されている。急成長している日本市場は、2025年までにKONA Iの事業の30%に達する見込みとのこと。

プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000072781.html