HORIBA、微量ガス分析計「AP-380シリーズ」発売

 (株)堀場製作所は、一酸化炭素・二酸化硫黄・オゾン・窒素酸化物・炭化水素の濃度を、ナノレベルで高精度に連続測定する微量ガス分析計「AP-380シリーズ」を発売する。
 「AP-380シリーズ」は、大気の環境モニタリングに加え、半導体・センサ・電子部品などの製造エリアにおける分子状汚染物質の監視や、ガス製造プロセス中の不純物の監視、自動車内の空気質検査など、多様なニーズに対応する超微量ガス分析計。カスタマイズ性の高いモジュール設計※1をガス測定部に採用することで、従来は困難とされていたガス測定部単体での提供も可能になった。

主な製品特長
 一酸化炭素用の「APMA-380」・二酸化硫黄用の「APSA-380」・オゾン用の「APOA-380」・窒素酸化物用の「APNA-380」・炭化水素用の「APHA-380」の全5機種を展開。

1.ガス測定部のモジュール設計により、高いカスタマイズ性とダウンタイムの最小化を実現
 ガス測定部をモジュール化することで、従来のベンチトップ※2型・ラックマウント※2型のみならず、ウォールマウント※2型、装置内への組み込みなど、お客様のニーズに合わせた使用方法を提案できる。さらに、多成分測定などお客様の要望にあわせたカスタマイズも可能。メンテナンスや不具合時にも現場でモジュールを交換できるため、装置のダウンタイムを大幅に削減する。

2.ソフトウェアの刷新とフルリモート機能により、作業効率を向上
 ソフトウェアを最適化し、視認性や操作性を向上させた。さらに、フルリモート機能を備え、パソコンやスマートフォンなどさまざまなデバイスから遠隔操作ができる。

3.水銀フリーをはじめ徹底した環境負荷低減設計
 消費電力を抑える省エネ化(最大20%削減※3)、軽量化(最大15%削減※3)を実現。さらに、LED光源やオゾン発生器など水銀フリーの部品を使用し、環境負荷低減を追求した。

4.各種ガスをナノレベルかつワイドレンジで測定可能
 ppm※4からppb※5までのナノレベルの高精度測定が可能。測定できる濃度の範囲を従来製品から大幅に拡大(最大40倍※3)させた。さらに、より高濃度のガスを測定するために、オプションで希釈装置と組みあわせることも可能。

※1 モジュール設計:製品を機能単位で設計して組み合わせる手法。交換やカスタマイズなどが容易にでき、製品の柔軟性や保守性を高めることができる
※2 ベンチトップ:机の上などに設置する方法、ラックマウント:専用の棚(ラック)に機器や装置を収納する方法、ウォールマウント:壁面に支えを作って固定する設置方法
※3 同社従来製品との比較。使用方法や条件によって効果が異なる場合がある
※4 100万分の1を単位とする比率の概念。ガス成分の場合、1ppmは100万リットルのガス中に対象成分が1リットル存在することを意味する
※5 10億分の1を単位とする比率の概念。ガス成分の場合、1ppbは10億リットルのガス中に対象成分が1リットル存在することを意味する

ニュースリリースサイト(horiba):
https://www.horiba.com/jpn/company/news/detail/news/1/2024/20240123-ap-380-jn/