自動運転システム開発用のリファレンスプラットフォーム「Edge.Auto」提供開始

(株)ティアフォーは、自動運転システム開発用のリファレンスプラットフォームとしてEdge.Autoを新たに公開し、個別のハードウェアコンポーネントから統合化された自動運転システムまで複数のソリューションの提供を開始する。
また、CES 2024のティアフォーのブースにおいて、パートナー各社のソリューションと組み合わせた複数の実演展示を行う。

Edge.Autoの概要
Edge.Autoは、ティアフォーがこれまでに培ってきた自動運転技術を基に、利用実績のあるセンサやコンピュータと各種ソフトウェアツールを組み合わせ、最短で自動運転システムの開発に取り組むためのリファレンスプラットフォームである。各種ハードウェアコンポーネントはオープンソースで提供されるセンサドライバやAutoware* に含まれるソフトウェアモジュールを用いて動作し、用途に応じて個別のハードウェアコンポーネントから統合化された自動運転システムまで複数の単位構成を選択することができる。

また、Edge.Autoにて提供される各ソリューションは、ティアフォーの既製品であるPilot.Auto(自律系プラットフォーム)やWeb.Auto(開発運用系プラットフォーム)と組み合わせて利用することができる。これにより、ユーザーは自動運転システムの開発に必要なソフトウェアやハードウェアの選定、評価、検証を効率化し、独自の自動運転ソリューションを速やかに構築することができるようになるという。

*Autoware はThe Autoware Foundation の商標。

関連サイト:https://edge.auto/