ミカサ商事(株)はJOHNAN(株)が取り扱うROV(水中ドローン)MOGOOLシリーズの販売を行っている。MOGOOLシリーズは給電式でパワフルな推進力をもつROVとして国内外で人気の商品となっているという。
■背 景
同社は、日本の社会インフラの老朽化に伴う課題に取り組んでいる。 1970年代に建設された多くのインフラは、今後20年で50年以上の経過を迎える見込みである。このため、老朽化したインフラの維持・管理には、より綿密な調査と迅速な対応が求められる。
しかしながら、水中構造物の調査に欠かせない潜水士の数は減少しており、2017年の3,300人から、2027年には2,900人にまで減少すると予測されている。この潜水士不足は、水中インフラの点検・修繕作業に大きな影響を及ぼす可能性がある。
■商品概要
ROV(産業用水中ドローン)MOGOOLシリーズには、以下の特徴がある。
1. 高推進力かつ安定した撮影:高推進力と多方向移動の性能により、安定した撮影が可能。
2. 直感的操作:初心者でも簡単に操作できるユーザーフレンドリーなデザイン。
3. 安心の給電方式:バッテリー切れのリスクがなく、長時間の使用が可能。
4. 高解像度映像:最大深度1,000mで鮮明なフルハイビジョン映像を撮影。
5. 豊富なカスタマイズオプション:アーム、グリッパー、ソナー、センサなどの多様なオプションを提供。
6. 充実のアフターサービス:国内でメンテナンスや修理に迅速に対応。
MOGOOLシリーズは、水中観察・作業など、様々な用途に活用できる。モデルによってサイズ、重量、ケーブル長、最大深度などが異なり、全モデルに高解像度カメラや自動姿勢制御機能が搭載されている。
マルチビームソナーやマニピュレータといった豊富なオプションが用意されており、組み合わせにより、水中構造物の撮影や回収といった作業も可能。要望に応じて、適したモデルとオプションを提案する。
詳細な活用事例については、JOHNAN株式会社のROV(水中ドローン)ソリューションページを参照。
https://www.johnan.com/solution/rov/
ニュースリリースサイト:https://newscast.jp/news/2508474?mid=18243&nc=2508474