コンパクトで正確な低高度マッピングソリューションを実現
民生用ドローンと空撮テクノロジーで世界をリードするDJIは、センチメートル単位でのナビゲーションと測位を可能にする測量用の高精度ドローン「PHANTOM 4 RTK」を発表した。
RTKモジュールは、ドローンの機体に直接統合されているので、センチメートル単位での詳細な測位データがリアルタイムに提供され、画像メタデータの精度が向上するとのこと。
※RTKモジュールは、1cm+1ppmの水平方向の測位精度、1.5cm+1ppmの垂直方向の測位精度と、5cmの写真測量モデルの水平方向の絶対精度を実現する。(晴天時の風速4 m/s以下の条件で、高度36m、地上画素寸法(GSD)1cm、オーバーラップ率 80%、サイドラップ率60%で飛行している場合。)
その他の特徴として
TimeSyncシステムを開発し、測位データをカメラのCMOSセンサーの中心に合致させ、写真測量方式の結果を最適化する機能。
・1インチ 20MP CMOSセンサーを搭載し、高解像度性能によって、飛行高度36mで1cmの地上画素寸法(GSD)を撮影することも可能。
・OcuSync伝送システムは、720p動画伝送を最大伝送距離7km(日本国内では5km)で実現し、広域でのマッピングにも適している。
・写真測量とウェイポイント飛行の2つのモードを搭載した「GS RTK」アプリにより、ユーザーはPhantom 4 RTKをよりスマートに制御でき、計画モードでは、オーバーラップ率、高度、飛行速度やカメラパラメーターなどを調整しながら自動マッピングまたは調査ワークフローを提供し、ユーザーはドローンの飛行経路を選択できる。露出を一定に保つ新しいシャッター優先モード、や悪天候をパイロットに警告する強風アラームも実装。
などがある。
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000015765.html