(株)ルートレック・ネットワークスは、大阪府池田市細河地域に開設された先進農福連携農園(※1)にて、同社の開発するAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を導入し、同市が推進する農福連携(※2)の取り組み及び細河地域の活性化を支援していくという。
同社は、パイプハウス向けのスマート環境制御機器としてAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」をこれまで全国の生産者に約370台提供し、農業における生産性向上や収益向上に貢献してきた。また、2021年より(株)クボタが運営する「クボタインキュベーションファーム(※3)」に参画し、アスパラガスやミニトマト栽培のスマート化実証を推進している。
池田市は、植木の四大産地の一つとして知られる細河地域が抱える「植木需要の減少や農家の高齢化などによる離農」への対策として、ハウスでのミニトマト栽培において、AI やIoT を活用したスマート農業に農福連携を組み合わせた新たなビジネススキームの構築に取り組むとともに、その他の地域への展開による地域活性化をめざしている。
同社は、ゼロアグリを池田市に開設される先進農福連携農園に導入することにより「AIによる潅水施肥の自動化」を行い、「クボタインキュベーションファーム」の各パートナー企業と共に本取り組みを支援していくとのこと。
※1) スマート農業と農福連携を組み合わせた農業を実現する農園
※2) 障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組み
※3) https://www.kubota.co.jp/news/2021/management-20210712.html
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000060692.html