産業用センサメーカーのオプテックス・エフエー(株)は10月22日、画像処理用センシング同軸照明「OPXシリーズ」の35、50mmサイズのリニューアル機種を発売する。各サイズの白・青色は10月22日、赤色は11月上旬に発売する。
「OPXシリーズ」は、狭指向角(半値角±17°)発光の面光源を搭載することで、高輝度・高均一な照射が可能な同軸照明。2018年3月に発売した業界最薄0.2mmのハーフミラー採用の27mmサイズが好評につき、今回35、50mmサイズにも同ハーフミラーを搭載するリニューアルを行う。
従来、同軸照明を使用すると内部のハーフミラーにより解像度が低下したり、ゴースト像が発生するといった課題があった。今回リニューアルする2サイズは、業界最薄0.2mmのハーフミラーを採用することでゴースト像の軽減に成功し、解像力(※)の向上を実現。高精細な撮像が要求される寸法計測や外観検査などの用途に対応できるとのこと。
また独自のセンシング機能「FALUX sensing」を搭載することで明るさを自動管理でき、最大輝度を5万時間にわたり一定に保つことができる。
標準価格は現行品から据え置きで、35mmサイズの白色・青色が82,000円(税別)、赤色は70,000円(税別)、50mmサイズの白色・青色が108,000円(税別)、赤色は90,000円(税別)。
※ カメラと光学部品における、どの程度細かく画像として再現できるかを表す能力
ニュースリリース:https://www.optex-fa.jp/release/index113.html