東京エレクトロン デバイス株式会社(横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之 以下、TED)は、長距離Bluetooth Low Energy(BLE)通信、複数BLEデバイスの同時接続とセンサー情報の見える化を低コスト、省電力で簡単に実現する「Cassia BLT(Bluetooth Long range IoT)キット for Azure」を2018年10月2日より販売する。
(*1:3G/LTEはSIMのご契約と専用のUSBドングルが別途必要。ご使用可能なUSBドングルについてはお問合せのこと。)
今回販売する「Cassia BLT キット for Azure」は、BLEデバイスのマルチセンサー情報をBluetoothルーター、インターネット経由でMicrosoft Azureに収集・可視化できるIoTシステム構築キットである。
Cassia Networks社の Bluetoothルーターは、見通しの良いところで最大300メートル離れたBLEデバイスとの通信が可能で、1台のBluetoothルーターで最大40個のBLEデバイスの同時接続ができることで、これまでスマートフォン、タブレットを経由してクラウドに接続する際の通信距離、接続台数の制約を緩和する。さらにCassia Networks社提供の IoTアクセスコントローラを活用することで、複数のBluetoothルーターと接続されたBLEデバイスを一元管理する。
また、このキット専用に開発したMicrosoft AzureのIoT Hubダイレクトメソッドを利用したCassia Router Manager(Windowsアプリケーション)で、BluetoothルーターのIoT Hubとの接続初期設定、BLEデバイスの追加登録、削除、個々のセンサー情報の送信間隔設定などをGUIで設定可能。
これらのことから、BLEデバイスのセンサー情報を見える化するIoTシステムの構築を低コスト、低消費電力で実現できるとのこと。
ニュースリリースサイト:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000010609.html