送迎用バスの置き去り防止装置「icuco®eyes」発売開始

 icucoは、保育園でお昼寝中の子どもをセンサで見守り、寝姿勢を自動記録するicuco®touch&careを開発。
現在リリースしている午睡チェックセンサ「icuco®touch&care」、園管理システム「icuco®book」に加えて今回内閣府の定めたガイドラインに適合する、送迎用バスの置き去り防止装置「icuco®eyes」の発売を開始した。

 近年、保育所の利用者数の増加に伴い、保育士の負担が増えていることから保育所での事故は増加傾向にあり、2021年に全国の保育所や幼稚園、放課後児童クラブなどで子どもが死亡または重傷を負った事故は、前年比332件増の2347件となり、2015年以降で最も多い結果になっている。
 また、送迎用バスでの園児の置き去り事故が社会問題になっており、2023年4月から送迎用バスに置き去り防止装置を設置することが義務化された。
 icucoは、「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」に適合する安全装置を提供することで園児の安全を守るとともに、保育施設での業務の効率化を目指すという。

●「icuco®eyes」
 自動車部品メーカー発の企業、icucoが提供する高い品質基準で設計された「icuco®eyes」は人の目、センサの目、カメラの目の3つの目で見守り見落としゼロを追求した送迎用バスの置き去り防止装置である。

 「icuco®eyes」は、バスを利用する園児の安全を見守ると共に、乗車・降車のチェック業務を効率化するサービス。送迎用バスの置き去り防止装置とともに専用アプリを使うことで園児の乗車・降車記録を簡単に行える。記録はデータで残り、チェック帳票も自動作成されるので保育士の業務負担を大幅に省力化することが可能。

【「icuco®eyes」の特徴】
1)自動車部品メーカー発の企業が提供する高い品質基準で開発されたサービス
「icuco®eyes」は、icucoの保育サービス事業で蓄積された知見と自動車産業の技術を融合し開発されたサービス。
自動車部品メーカー発だからこそできる実際のバス使用環境下でのテストを通過した装置を提供する。

2)園児の乗車・降車記録、車内確認記録をスマホアプリで簡単に帳票化
 園児の乗降車チェックと車内チェックは、標準装置のスマホアプリ(icuco for nanny)を利用することで簡単に電子記録化することが可能。
いつものチェック業務を行うだけで自動で帳票が作成されるので事務業務を大幅に省力化することが可能である。

3)登降園、連絡帳などの園管理システム「icuco®book」と連携し、園業務をトータルで効率化
 「icuco®eyes」はクラウド時代において保育領域でイノベーションを起こすことを目的とした業務オートメーションスイート「icuco®book」と連携することが可能。登降園や連絡帳との連携はもちろん、園と保護者にバスの運行情報を知らせる機能も付いている。

▶内閣府認定の補助金の対象商品
「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」の降車時確認式に適合している。

※こども家庭庁,送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト
 (https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety/list)

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000043967.html