ai6(株)は、セントラル警備保障(株)〔以下、CSP〕が2023年1月6日から提供を開始する「CSPライトセキュリティ」 サービスで利用されるWi-Fiセンシング技術及び対応デバイスを提供する。(画像はイメージ)
警備会社としてのWi-Fiセンシング技術の採用は世界初となるという。
ai6は2021年よりWi-Fiセンシング技術を用いた見守りサービスである「Hex Home」を一般に向けて自社ECサイトで販売しているが、今回CSPに、Hex Homeサービス(Wi-Fiセンシングデバイス(Hex Command及びHex Sense)、スマートフォンアプリ及びクラウドシステム)をOEM提供する。
Wi-Fiセンシング技術は、米国OriginWireless社が開発、特許を保つ技術であり、日本国内ではai6を通じて技術ライセンスが提供されている技術。
カメラやウェアラブルデバイスを使用せず、従来の機械式センサを設置しなくても、Wi-Fiの電波だけで遠隔地の人やペットなどの動きや微細な呼吸などを正確に検知する高度な空間検知技術である。
これまでの一般的なセンサとは異なり、Wi-Fi電波の反射を利用した全く新しいセンシング技術であり、
・広い範囲をカバーし、物陰や壁の裏などでの人の動きも検知することが出来る高性能なセンシングを提供する。
・カメラを使わないことからプライバシーへの配慮も可能となる。
・さらに、広く普及しているWi-Fi技術がベースであるため、低廉な費用で利用できる。
ai6は今後、様々なパートナーにWi-Fiセンシング技術を提供するとともに、独自のAI技術により、今後、更に高度で複雑な検知、判断、推測を実現し、人々の安心安全の確保、健康な生活の維持促進に貢献するとしている。
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000040517.html