(株)アトラックラボは、(株)アームレスキューと消防用無人放水ロボットを開発した。
開発した消防用無人放水ロボット「ARGシリーズ」は、平成28年に発生した糸魚川市大規模火災などの建物密集地や隊員が容易に近づけない危険物火災を教訓に、隊員一人が進入可能な幅約0.7mで遠隔操作可能なクローラータイプフレームをベースとし開発。
消防用無人放水ロボットの重量は約19㎏。バッテリーで約60分走行が可能。縦600㎜×横600㎜の台座に消防用ノズルと、消防ホースで構成されている。ノズルの上下は遠隔操作で、毎分500ℓの放水可能となっている。台座には、カメラ、作業アーム、センサなど様々なユニットを取り付け可能で、多目的災害に活用可能であるという。
アトラックラボでは、アームレスキューのノウハウを活かし災害時に活動支援する消防防災に特化したロボットの開発を推進するとしている。
プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000052796.html