超小型Wi-Fi振動センサ「コナンエアー」、電池寿命が倍以上の新モデル2種、2/22販売

中山水熱工業(株)は、簡易診断用の電池式小型Wi-Fi振動センサ「コナンエアー」に、電池寿命が延びた新モデル2種が登場、2021年2月22日(月)に販売開始する。

「コナンエアー」は、メンテナンス機器に関する新技術の開発を奨励する日本プラントメンテナンス協会2020年度TPM優秀商品賞を受賞。機械が健康な状態にあるかを簡単操作でモニタリングできるため、多様な業界で利用されているという。

【開発の背景】
コナンエアーは、医師が聴診するように機械や設備のヘルスモニタリングを主な目的として、システム連携が容易であることからリモートモニタリングやIoTの振動計測に利用されている。大手企業を中心に多数のコナンエアーを運用する事例が増え、電池交換の手間を削減したいニーズが高まっている。
今回、現行モデルでは、1日1回の全自動計測にて約1.3年の電池寿命のところ、本体サイズはそのままに、これを約4年としたモデルLと約7年としたモデルXの予約受付を開始したとのこと。

【Wi-Fi振動センサー「コナンエアー」の概要】
<特長>
1kHzまでの3軸加速度センサ搭載で、スマホやPCのブラウザで振動測定できるマニュアルモードと常時設置の全自動モードが併用可能で、稼動状態の傾向管理が可能。ブラウザでの操作のためアプリ不要、3万円の低価格ながらFFT周波数分析アプリも付属で生波形データが利用できるためさまざまなシステム連携が容易なことが大きな特徴という。
<価格(税別)>
従来モデル(電池寿命約1.3年):30,000円
新モデルL(電池寿命約4年)  :40,000円
新モデルX(電池寿命約7年)  :50,000円

ニュースリリースサイト:https://www.atpress.ne.jp/news/243236