amsジャパン(株)は8月27日、ベルリンを拠点とするドイツの医療技術スタートアップ、midge medicalに最新のセンサ技術を提供し、家庭と医療機関のヘルスケア環境で科学に基づいた遺伝子検査と血液検査を迅速にかつ低価格で実現するテクノロジーの開発を支援すると発表した。
midge medicalは現在、コロナウイルス感染症(SARS-CoV-2)に対するポケットサイズの遺伝子検査の開発に注力している。検査結果はスマートフォンから最短15分で読み出すことができる。
amsとmidge medicalはこの提携を通じ、現在の市場をさらに前進させる可能性を持つテクノロジーを提供することを目標としているという。
ams AS7341Lスペクトルセンサソリューションをベースに専用開発されたセンサシステムは、増幅したコロナウイルス感染症(SARS-CoV-2)ウイルス粒子のスペクトル分解による読み出しを可能にする。これにより、高品質のコンシューマー向け健康診断システムを提供するamsのポジショニングはさらに強化されるとしている。
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