(株)アフェクションはLiDAR(新型iPad Proより搭載された地形取得センサ)を活用し新たなARエフェクト体験を提供するARカメラアプリ『Effectron』を8月20日リリースした。
●「Effectron」とは?
最新のiPad Proから搭載されたLiDARセンサを使い、取得した地形にエフェクトを描画することで3次元的なエフェクト演出が可能だ。
自宅を映画『TRON』の様なグリッドに覆われた空間にし、オフィスの廊下を洞窟にし探検することもできる。地形に描画するエフェクトは20種類から選択可能。
(ダウンロードURL: https://apps.apple.com/us/app/id1526438768)
●「Effectron」企画意図(スタッフ)
「まずはじめにApp storeの中でLiDARを活用したエンターテイメントアプリがほぼない状態で“一番初めに使えるものを作りたい”というのが動機だった。
また英バンドRadiohead『House of Cards』のミュージックビデオで10年以上前から取得した地形データを視覚化した表現していたのでコンシューマレベルでこういった表現ができたら楽しいのではないかと思い企画した。以前からドローン測量などで地形データに触れる機会が多くその頃から地形エフェクトをやりたいと思っていた。」
●「Effectron」開発について(スタッフ)
「ARはエンターテインメントからバーチャルマーケット、医療など多岐に渡る使用用途がありながらも今までは世間一般に浸透しているとは言い難い状態だった。
しかし、昨今のコロナ禍で仮想現実への期待も確実に大きくなっており、iPadにLiDARが搭載されてARの精度が飛躍的に向上したことからも今後に非常に大きな可能性を感じている。
そのような中で、AR界の空間エフェクトアプリのさきがけとなればいいなという願いを込めてEffectronを制作した。」
●アプリと事業の今後の展望
「アプリのアップデートに加え、昨今増えてきているARライブやVRライブの企画、演出や技術開発を進めている。またxRにとらわれず3DCGのテクノロジーを使った新たな映像表現を利用者に提案したい。」
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000063554.html