ぷらっとホーム、「密ですシステム構築用センサーパッケージ」を発表

6月4日、ぷらっとホーム(株)は、密状態を判別するCO2センサシステムの構築を容易にするキット「密ですシステム構築用センサーパッケージ」を発表した。

◆密状態監視システム構築に必要なIoTゲートウェイとセンサを接続済
従来、センサを使ったIoTシステム構築では、まずセンサとIoTゲートウェイとの接続プログラムを作成する必要があり、それにより初めて可視化を行うソフト等が動作することになる。クラウドを利用する場合は、それに加えてクラウドとの接続プログラムも必要である。
「密ですシステム構築用センサーパッケージ」を利用すれば、センサとIoTゲートウェイとの接続設定済み。煩雑なコマンド入力等は不要とのこと。

◆密状態監視システムテンプレート入り
ブラウザベースのエディターでノード(各センサ)を結びつけて簡単にフロー作成、及び実行環境をデプロイできるNode-REDを搭載。本パッケージでは簡易的な密状態監視システムテンプレートをNode-RED上にプリセットしており、購入後すぐに使い始める事ができる。さらに表示設定やCO2データをクラウドで活用するなどのカスタマイズも可能(※1)という。

◆信頼性の高いCO2センサをセット
センサには信頼性の高い、BLE接続のユニ電子株式会社Logtta CO2と、EnOcean接続のアイテック株式会社 Pressac Sensing CO2センサーの2種類のパッケージを用意。BLEパッケージは名刺サイズのコンパクトなIoTゲートウェイとCO2測定範囲の広いセンサを使用。EnOceanパッケージはセンサの電池寿命が10年と非常に長い特長をもち、設置する環境によって選択可能とのこと。

※1. Node-RED部分はサポート範囲対象外。

プレスリリースサイト(Plathome):
https://www.plathome.co.jp/press-release/20200604-co2-sensor-package/