高コストパフォーマンスで精度誤差0.5°Cのサーマルカメラシステム

テクノホライゾングループの(株)エルモケイグランデは、6月2日より人体検温に使用できる高コストパフォーマンスのサーマルカメラシステムの取扱いを開始したと発表した。

同社では従来から高性能のサーマルカメラシステムを取り扱いしていたが、低価格帯をご要望される利用者向けに、システム価格544,000円から提供できる韓国WEBGATE社のモデルを取りそろえる運びとなったとのこと。

WEBGATE社のシステムでは、50万円台の価格帯にも関わらず精度誤差は±0.5°Cであり、基本的な測温や警報機能に加えて可視映像上に温度表示をさせることが可能。モニター出力も可能になるため検温を受ける人が自身で温度を確認することができるという。

●ガイドライン
WEBGATE社は、2020年5月13日にFDA(米国食品医薬品局)から発表されたサーマルカメラのガイドラインに沿った運用が可能なシステムになっている。
また、皮膚の表面温度は実体温よりも低いのが一般的だが、多くのサーマルカメラでは補正処理を行うことで体温に近い温度を疑似的に表示させており、その正確性の確認には手間がかかっていた。
WEBGATE社では、表面温度の実測値を表示させること(Skinモード)、補正後の温度を表示させること(Bodyモード)を選択することが可能なシステムになっているとのこと。

ニュースリリースサイト(ELMO K-GRANDE):https://ek-grande.com/pdf_public/200602.pdf