JAMSTEC賛助会のご案内について

海洋研究開発機構(JAMSTEC)
  赤谷 覚

国立研究開発法人 海洋研究開発機構 ( JAMSTEC:Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology;以下「JAMSTEC」という )は、1971年に特別認可法人 海洋科学技術センターとして設立し、2004年に独立行政法人海洋研究開発機構に改組、2015年4月には国立研究開発法人化し、我が国における海洋科学技術の総合的な研究機関として、これまでに様々な研究開発を行ってきた。
現在は地球環境部門、海洋機能利用部門、海域地震火山部門、付加価値情報創生部門、超先鋭研究開発部門及び研究プラットフォーム運用開発部門の6つの研究開発体制となり、「新たな科学技術で海洋立国日本の実現を支え、国民、人間社会、そして地球の持続的発展・維持に貢献する」ことを目指し、今後も研究開発を推進していく方針である。

図1 有人潜水調査船「しんかい6500」

1.賛助会の設立

JAMSTEC賛助会は、JAMSTEC設立と時期を同じくして、研究成果や集積された情報を会員の皆様に活用頂くとともに、JAMSTECが様々な形で社会貢献を行っていくための一つの仕組みとして発足した。
JAMSTECは、設立から約50年に亘り、有人潜水調査船や無人探査機、各種調査船や科学掘削船、スーパーコンピューターを運用、そして海洋観測機器等を開発し、海・地球・生命を知り探るための研究所として発展してきた。
その研究成果は、気候変動や地震・津波等の地球変動のメカニズムの解明、海底下微生物の調査研究など、広く国民からの注目を集めてきただけでなく、国立研究開発法人となってからは、海洋立国日本を目指した海底資源の探査技術の開発等、これまで以上に、国民的社会的課題の解決という役割を担うこととなった。
研究開発成果の産業利用などの取り組みを通じた社会貢献のためには、産業界との積極的な交流が不可欠である。今後も当賛助会では、会員の皆様とJAMSTECとの新たなパートナーシップを構築しながら、会員相互の発展とJAMSTECへの理解増進の取り組み、Win-Winの関係を築いていく方針である。

図2 JAMSTEC賛助会ロゴマーク

2.会員イベント

当賛助会ではセミナー・シンポジウム、技術交流会等の会員限定イベントを1年を通じて実施している。会員の相互交流に加え、JAMSTECが行っている研究活動や技術開発の最新情報を会員の皆様へご紹介する機会としている。
また、JAMSTECの船舶や設備等の各種見学会や体験乗船会も定期的に実施しており、特に体験乗船会は、実際の研究船に乗船できる機会として、会員の皆様からも好評を得ているイベントである。

図3 賛助会セミナー
図4 体験乗船会「募集案内」
(クリックで拡大)

3.特典

 

当賛助会では、情報提供、技術提供、事業サポート等の各種会員特典を設けている。JAMSTEC保有の共用施設や画像データの利用においては、会員割引や一部無償提供などの優遇がある。

4.税制上の優遇措置について

当賛助会の賛助会費には特定公益増進法人としての税制上の優遇措置が適用され、所得税・法人税の控除が受けられる。

5.年会費

300,000円/1口
※4月1日~翌年3月31日までが賛助会員期間。入会時期に関わらず、上記の額が年会費となる。

6.問合せ先

国立研究開発法人海洋研究開発機構 東京事務所
海洋科学技術戦略部対外戦略課 賛助会事務局
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル23階
TEL:03-5157-3900 FAX:03-5157-3903
E-MAIL :sanjokai@jamstec.co.jp
賛助会HP:http://www.jamstec.go.jp/partners/

7.会員リスト

JAMSTEC会員リスト(クリックでPDFが開きます)

【著者紹介】
赤谷 覚(あかたに さとる)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋科学技術戦略部対外戦略課(賛助会担当)

■略歴
2008年1月   海洋研究開発機構へ入所、海洋工学センター企画調整室海域調整グループに配属
2018年1月から、対外戦略課の前進であるイノベーション推進課で賛助会業務担当を担当し、現在に至る