Rapyuta Robotics(株)とプラスオートメーション(株)(以下「+A」)は日本通運(株)向けに物流倉庫向け協働型ピッキングアシスタントロボット(AMR)のサブスクリプションサービスを日本で初めて(1)商用化したと発表した。
この結果、日本通運は初期投資額を抑制し、毎月のロボットサービス使用料・メンテナンス料等をすべて含む月額定額料金で、AMRを使用することが可能となるという。
Rapyuta Roboticsと日本通運はこれまで、実証実験を通じてロボティクスソリューションのインテグレーション及び開発を加速させるクラウド・ロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を介しRapyuta Robotics製AMRを連携させ、倉庫の作業員と協働しピッキング作業の効率化、作業者の負荷軽減を図ることを目的に検証を行ってきた。その結果、AMRが十分な信頼性と品質を備えていることを確認したことから、日本通運が運営している平和島のセンター向けに、AMRを提供することになった。加えてRapyuta Roboticsと+Aのパートナーシップに基づき、より柔軟で機動力のある+Aの新たなサブスクリプションサービスを活用することとなった。これにより、日本通運は変化の激しい物流量、倉庫立地、オペレーション設計等に対して、柔軟な対応策を構築することが可能となり、今後複数拠点への展開も計画しているとのこと。
(1)IDC Market Scape: Worldwide Autonomous Mobile Robots for General Warehouse Automation 2019 Vendor Assessment (May 2019) IDC、及びRBR Top 50 Companies (May 2019) Robotics Business Reviewに日本企業及び日本市場でPA-AMRが提供・使用されている記述が無いことを根拠とする。
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000021229.html