成田空港、第3ターミナルへの最新型警備ロボット導入による更なる館内警備の強化

成田国際空港(株)は、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたロボット導入の取組の第3弾として、最新型警備ロボットを第3ターミナルに導入すると発表した。

成田空港では、2019年6月に自律走行型巡回監視ロボットであるセコム社製「X2」を第1ターミナル及び第2ターミナルに計4台導入し、館内警備の強化を行ってきた。

今回、更なる旅客数の増大が見込まれる第3ターミナルへの警備ロボットの導入にあたり、足回りの面積が小さく、人込みや狭い通路等での機動性が高いSEQSENSE(シークセンス)社製「SQ-2」を選定した。全ターミナルに警備ロボットを配備することで、人とロボットの力を融合させた、より高度で効率的な館内警備を実現していくという。
また、あくまでも予定ではあるが、今後、多言語情報発信のできるサイネージロボットや、案内ロボットの導入も視野に入れている。

●導入概要
1.機  種 : SEQSENSE SQ-2(シークセンス エスキューツー)×1台
2.導入日 : 2020年2月4日(火)
3.用  途 : 立哨警備及び巡回警備の更なる高度化・効率化(巡回警備は順次運用開始予定)
4.導入エリア: 第3ターミナル 国際線出発(出国手続き後エリア)

ニュースリリース(成田空港):https://www.naa.jp/jp/20200123-keibirobot.pdf