ヴァイサラ、恒温恒湿チャンバー向け 「HMM170 湿度温度モジュール」を新発売

「要件の厳しい人工気象室や過酷な環境への組み込みに最適なオープンフレームOEMモジュール」

ヴァイサラ(株)は真空や高圧などの厳しい環境下においても高精度で信頼性の高い計測が求められる恒温恒湿チャンバーへの組み込みに適したオープンフレームOEMモジュール、「HMM170 湿度温度モジュール」(以下、HMM170)を本日より販売開始する。価格はオープン価格。

■ 過酷な使用環境に耐える設計
HMM170は、人工気象室の温度範囲(-70~+180℃)と結露に達するまでの湿度範囲の全てに対応する。また、真空環境と10barまでの圧力下環境に耐えられる。プローブは小型で、回路基板もコンパクトサイズのため、多様な環境条件を再現する人工気象室、医薬品向け安定性試験チャンバー、インキュベータなど、様々なOEM用途に柔軟に組み込めるとのこと。
■ 堅牢なセンサ技術
HMM170には、高分子薄膜静電容量式のヴァイサラHUMICAP® 湿度センサ技術が採用されている。最新の湿度センサ「ヴァイサラ HUMICAP® R2 センサ」は、優れた耐腐食性と長期安定性を備える。本製品は、ケミカルパージ機能により一般的な化学物質がセンサから除去され安定した計測を実現する。また、プローブの加温機能により結露を防止し、正確な湿度計測を提供するという。

プレスリリースサイト(ヴァイサラ):
https://www.vaisala.com/ja/press-releases/2019-05/vaisala-hmm170