イリス、ロイツェ社新型光学データトランスミッタ DDLS 500iシリーズを販売

産業機器輸入商社の(株)イリスは、ドイツLeuze electronic社(ロイツェ社)のデータトランスミッタ「DDLS 500iシリーズ」の販売を開始する。


◇背景
従来の工場や倉庫内はケーブルが張り巡らされており、ケーブル断線リスクなどから、無線通信の必要性が叫ばれている。
無線通信の一つである光伝達でデータ通信をするデータトランスミッタはここ数年で飛躍的に普及しているが、いまだ課題が多い。

◇特徴
DDLS 500iの特徴はアライメントの容易さ。シンプルな本体一体型のマウンティングプレートの他、微妙な角度調整をサポートする、水平器、受光量レベルを表示するゲージ、可視赤線のレーザーポインタの3つの機能を搭載。これによりこれまで2人以上で行っていた据付作業を1人で、しかも短時間で行える。

また、赤外線使用で、他のセンサと干渉しあうリスクが非常に低く、特に同じロイツェ社製のレーザー距離測定センサAMS 300iシリーズとは親和性が高く、完全密着させても相互干渉しない。

さらにEthernetテクノロジーを使用しており、フィールドバス経由で診断情報の他、通信の遮断履歴や汚れ等による受光量低下の情報が取得可能で、それらの設定や診断は遠隔地からwebブラウザ上で行うことができる。DDLS 500iはEthernetベースの通信プロトコルのほぼ全てに対応しており、最大100Mbpsの高速通信も可能である。

特筆すべきはモジュールストラクチャを採用のPROFINET対応モデルDDLS 548iで、GSDMLファイルからフィールドバス上の各設定と診断を一括で行うため、システム管理等、人的労力を更に軽減することが可能となる。

ニュースリリースサイト:https://www.atpress.ne.jp/news/174112