ブレインズテクノロジー(株)は、異常検知ソリューション「Impulse」に、AIモデルが異常判定をした際、異常要因となるセンサ値の候補をリアルタイムに表示する新機能をリリースする。
■「Impulse」について
「Impulse」は生産活動に関わる複雑で膨大なデータ(センサ、音声、画像、動画など)を駆使し、AI技術により閾値ベースの管理では発見できない異常を検出したり、機械の判断をより人に近づけることができる異常検知ソリューション。
2014年に市場に先駆け本サービスをリリース後、機械や設備の故障予兆検知、不良品の検出、作業工程の分析・改善を支援するため、実際の現場で30,000を超えるAIモデルが稼働している。
Impulseご紹介ページ:https://www.brains-tech.co.jp/impulse/
Impulse導入事例ページ:https://www.brains-tech.co.jp/impulse/case/
■トラブルを迅速に対処するサポート機能の開発・実装について
社会インフラを支えるユーティリティ・プラント設備の保全業務は、機械の高度化や設備の複雑化により、必要とされる知識や技術が高度化する上に、慢性的な人材不足が生じている。
そこで、保全員の業務負荷を軽減させ、トラブルを迅速に対処したいというニーズに応え、「Impulse」のAIモデルが異常を検知した際、異常要因となるセンサ値の候補をリアルタイムに表示する新機能を追加した。本機能により、異常をいち早く把握できるだけでなく、どの箇所に対して確認・対処を行うべきかの初動対応を強力に支援する。
■今後の展望
過去の同一事象との関連性の探索による根本原因の追求や、「Chat EI(当社が開発する生成AIナレッジチャット)」との連携によって過去の障害報告書等を活用した対処方法のレコメンドを行うなど、ベテラン保全員のノウハウを次世代に引き継ぐ機能追加を見据える。
プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000014739.html