アキュイティーと都立大長谷研究室、モーションキャプチャに関する共同研究

アキュイティー(株)は、東京都立大学大学院 システムデザイン研究科 機械システム工学域 長谷和徳教授とモーションキャプチャに関する共同研究を開始した。

●背景及び目的
 本共同研究は、人の身体運動の生体力学分析と高齢者などの体力弱者の身体動作を支援するための工学技術の研究開発を行っている長谷研究室と共同で、モーションキャプチャを活用した歩行動作分析の構築に向けた計測及び学習データの取得と精度検証を実施することで、社会課題の解決に向けた研究の推進と実装を目的としている。

 同社はこれまで、光学式モーションキャプチャシステム「OptiTrack」や、自社プロダクト「SKYCOM」を使用した3次元動作分析システムを駆使し、人の動作を高精度に計測・分析することで、スポーツのパフォーマンス評価や技術伝承などの様々な産業分野における課題解決のための実装を行ってきた。

 本共同研究を機に、先端研究の成果獲得と確かな裏付けに基づく社会実装をそれぞれが叶えられるよう、積極的に産学連携に取り組んでいくことを両者で確認している。 同社は、本共同研究を通じて、長谷研究室の研究分野である「福祉工学,リハビリテーション工学,生体力学(バイオメカニクス),スポーツ工学,人間工学,人間支援機械工学」等の分野における筋骨格や身体運動の計測・評価技術の向上に寄与できることはもとより、研究を臨床現場での実質的活用に結び付けることで、モーションキャプチャの応用可能性を拡大し、社会課題の解決に寄与できるとしている。

プレスリリースサイト:https://www.acuity-inc.co.jp/news/20240515/news_3689/