新コスモス電機(株)は、作業場などの化学物質をリアルタイムに測定する「化学物質リアルタイムモニタ XP-3320II-V」を2024年4月10日(水)より発売する。
◆「化学物質リアルタイムモニタ」でリスクの見積りを
2024年4月より、リスクアセスメント結果を踏まえ、労働者がリスクアセスメント対象物質にばく露される程度を最小限度とすることや、基準値以下とすることが新たに義務付けられる。濃度が基準値以下であるかを確認するには、推定ツール(CREATE-SIMPLE等)や実測法(個⼈ばく露測定、簡易測定法等)を組み合わせて行うことが効果的とされている。
この度同社が開発した「化学物質リアルタイムモニタ XP-3320II-V」は、作業場などの化学物質をリアルタイムに測定することが可能なハンディタイプで、簡易測定法にあたる。化学物質のリスクアセスメントにあたり健康被害リスクの見積り・効果確認に使用可能である。
また、厚生労働省「職場のあんぜんサイト」において『リアルタイムモニターを用いた化学物質のリスクアセスメントガイドブック』が提供されており、支援ツールやクイックスタートマニュアルもダウンロードが可能。
◆「化学物質リアルタイムモニタ」の特長
・化学物質をリアルタイムに測定するハンディタイプのガス検知器(校正ガス:トルエン)
・校正ガスであるトルエンを基準とした92種類のガス濃度へ読み替えが可能
・読み替え対象ガスリスト※参考値
・本体や専用アプリでトレンドグラフを表示可能
※PCでのログデータ読み出しにはオプションのログデータ収集セット(別売)が必要。
・高い落下衝撃性を持ち、1m落下試験(JIS T 8206/IEC 60079 29-1準拠)および2m落下試験(自社試験)をクリア
◆「化学物質リアルタイムモニタ」の仕様
製品名:化学物質リアルタイムモニタ
型式名:XP-3320II-V
サイズ:W91xH164×D44mm(突起部を除く)
質量:約460g(電池含む)
電源:単3形アルカリ乾電池4本または単3形ニッケル水素充電池4本
防爆構造:アルカリ乾電池仕様 Ex ia da IIC T4 Ga、ニッケル水素充電池仕様 Ex ia da IIC T3 Ga
プレスリリースサイト:https://www.new-cosmos.co.jp/news/6979/