LiLz、完全無線型の定点サーモカメラ「LC-T10」販売開始

LiLz(株)は、設備保全現場の日常点検を省力化するIoT・AIサービス「LiLz Gauge」に対応した完全無線型のサーモカメラ「LC-T10」を2023年8月28日に国内の事業者に向け、販売を開始する。



◆リモート点検用 完全無線型定点サーモカメラ「LC-T10」
●製品概要
 商品名 :LiLz Cam
 正式型名:LC-T10J
 販売時期:2023年8月28日
 価格  :オープン価格

 LC-T10Jは赤外線センサを搭載し撮影したエリア内で-10℃~400℃の範囲の温度情報を定点監視することが可能である。従来では触覚による点検もしくはハンディタイプの赤外線カメラでの点検が主流だった。今回のLC-T10Jは、低消費電力で連続動作時間が3年と、従来のLiLz Camシリーズと同等の性能を持つ定点型LTE赤外線カメラ。
電源工事・ネットワーク工事不要で現場に定点設置でき、点検の省力化・リモート化に貢献する。既に試作機ベースでは鉄鋼・プラントメーカーを中心に15事業所への導入が完了し計30台が稼働している。

●提供背景
 LiLzでは、人の五感を代替するプラットフォームサービスの展開を目指し、現在は人の目の代わりとなるLC-10を提供している。今回新発売となる、LC-T10Jは、カメラを通して撮影した温度情報を画像での確認が可能。電源工事が不要でどこでも取付が可能なため、これまで人が現場に足を運んで確認していた温度の点検業務を代替・省力化出来るプロダクトである。

【想定利用シーン】
LC-T10Jは以下の利用シーンなどで活用できる。
・製鉄プラント企業様:ベルトコンベアの摩耗確認
・発電プラント企業様:無人発電所の発火監視
・工場内:回転機の温度監視
・企業施設・研究所:空調監視

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000042105.html