ロボットハンドの活用領域を大幅に拡張する「近接覚センサーTK-01」を新発売

(株)Thinker〔シンカー〕は、初の製品となる「近接覚センサーTK-01」を7月31日に発売する。それに先がけて、5月23日より、注文受付を開始する。販売価格は242,000円(税抜価格220,000円)。


■近接覚センサーTK-01について
「近接覚センサーTK-01」は、赤外線と高速・高精度AIを組み合わせた独自のセンシング技法により死角部分を含めたモノの位置と形を非接触で把握する。これにより、従来の産業用ロボットでは難しいとされていた鏡面・透明物質の取り扱いや、現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能となり、ロボットハンドによるピッキングの可能性を飛躍的に広げることができる。また、ティーチング(※注)の時間や労力を大幅に軽減できることから、これまでとは異なる領域でのロボットハンドの活用も期待されている。
※注・・・・・ティーチングとはロボットに作業を教え込む工程。

■仕様
測定内容      :距離、ピッチ軸、ヨー軸角度
測距範囲      :1.5 ~ 20.0mm(分解能0.1mm)
測角範囲      :-20.0 ~ +20.0deg(分解能0.5deg)
センサー基板サイズ :55mm × 15mm × 約2.5mm
AI基板サイズ    :55mm × 60mm × 約14mm
通信方式      :RS-422
仕様周囲温度    :0℃~40℃(結露なきこと)
電源電圧      :5V
最大応答速度    :約5ms

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000106143.html