(株)東陽テクニカは、電動モビリティ開発向け評価装置のリーディングメーカーである、D&V Electronics Ltd. と、国内代理店契約を締結し、2023年1月12日に、モータエミュレータ「Electric Motor Emulator (エレクトリック モータ エミュレータ)」を発売した。
「Electric Motor Emulator」はモータの数式モデルを設定することで、モータの電気的な挙動を再現できる製品。実物のモータの用意がなくてもインバータの制御確認や信頼性・耐久性の評価を行うことができ、開発工数の削減に貢献する。
東陽テクニカは、D&V Electronics社製品の提供を通して、電気自動車や電動航空機などをはじめとした電動モビリティ開発を支援し、カーボンニュートラルの実現を目指すという。
●主な特長
・実機のモータがなくてもインバータの評価を行うことが可能
・回転体がなく、安全な評価を実現
・20kW~1MWクラスまでの幅広いラインアップ
・ラック1本でモータエミュレータとバッテリエミュレータの両方を具備しており、省スペースで使用可能
・PMモータ、誘導モータ、6相モータの評価も可能
・外部シミュレータとの連動も可能
●製品データ
・製品名:「Electric Motor Emulator」
・販売開始日:2023年1月12日
・D&V Electronics社メーカー総合ページ:
https://www.toyo.co.jp/material/maker/detail/dve.html
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000075068.html